テラドローン子会社「Terra Drone Indonesia」、パーム油生産大手 Sinar Masのグループ会社のSMART Tbkと肥料散布プロジェクトに関する契約合意
PR TIMES / 2024年3月22日 13時40分
テラドローンが初の肥料散布事業に参入、持続可能で効率的な農業の実現を目指す
Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹、以下 テラドローン)は2024年3月21日、インドネシアに拠点を置く子会社 Terra Drone Indonesia(以下 テラドローン・インドネシア)が、新規事業として肥料散布事業に参入することを発表します。また、テラドローン・インドネシアは、インドネシア最大級のコングロマリット(※1)で持続可能なパーム油(※2)生産大手 Sinar Masのグループ会社であるSMART Tbk(以下 スマート)と、肥料散布事業の新プロジェクトに関する契約(以下 本プロジェクト)に合意しました。本プロジェクトは、テラドローン・インドネシアが2023年9月21日に事業買収して開始した農業サービス「Terra Agri(テラ・アグリ)」の一環として、パーム油農園の管理における肥料プロセスのデジタル化と最適化を目指すもので、持続可能で効率的な農業の実現に向けた重要な一歩となります。
[画像: https://prtimes.jp/i/20194/293/resize/d20194-293-60f7b4e1c9a2d6c54f75-0.png ]
※1 コングロマリット:分野の異なるさまざまな業種や事業展開を行う企業や企業グループ。複合企業とも呼ばれる。
※2 パーム油:アラブヤシの果実から抽出される食用油で、食品、化粧品など様々な商品に幅広く使われている一般的な植物油
プロジェクト概要
世界におけるパーム油生産の約60%のシェアを持つインドネシア(※3)で実施される本プロジェクトは、テラドローン・インドネシアと、国内最大級のパーム油のプランテーションを保有しているSinar Masのグループ会社であるスマートが行うものです。本プロジェクトでは、カリマンタン島からバンカ島、ブリトゥン島にまたがる6万ヘクタール以上のパーム油農園で、1年間にわたり肥料散布を実施し、精度の向上を目標としています。
※3 米国農務省(USDA) Palm Oil 2023World Production
https://ipad.fas.usda.gov/cropexplorer/cropview/commodityView.aspx?cropid=4243000
パーム油農園の管理における課題のひとつは、人為的ミスによる肥料の不均一な散布です。この課題を解決するために、本プロジェクトで使用するドローンは、50キログラムの可搬重量を備えているほか、マッピング機能も兼ね備えており、農地の画像をリアルタイムで取得することで、植生密度や地形、生育状況などが把握できます。この機能により、個々の樹木に正確な量の肥料を供給することが可能になり、農園のすべての区画において、効率的に樹木全体に均等に肥料が行き渡るようになります。このように肥料散布プロセスにおけるムラをなくすことで、業務効率を大幅に向上させつつ、環境への影響を軽減します。
今後について
テラドローン・インドネシアとスマートは、本プロジェクトを通じ、肥料散布プロセスの精度と監視の向上に取り組むことで、パーム油農園事業における肥料散布の新しい基準を確立し、農業における技術主導型のソリューションを提供していくことを目指しています。また、テラドローンは、こうした農業におけるイノベーションと持続可能性への取り組みを続けることで、インドネシアの農業をサポートしていきます。
PT SMART Tbk(スマート)
Golden Agri-Resoures (GAR) の子会社で、Sinar Mas のグループ会社であるSMART Tbk (スマート)は、インドネシアにおいてSinar MasのAgribusiness and Food ブランドとして事業を展開しています。”種から商品化まで”手がける農業関連企業としての地位を確立し、持続可能性を基本理念として、小規模農家との協力のもと、現在および将来のニーズに対応するためのアブラヤシ(パーム油の原料)の栽培および食料品と燃料の生産を行っています。
詳しくは https://www.smart-tbk.com/
Terra Drone Indonesia
Terra Drone Indonesiaは、インドネシアを拠点とするTerra Drone株式会社の子会社で、産業用のドローンサービスプロバイダーです。マッピング、モデリング、検査、モニタリングのほか、ドローンを活用する企業向けにトレーニングやコンサルティングも提供しています。また、インドネシアを中心に、農薬散布やマッピングといった農業向けドローンサービス「Terra Agri」を提供しています。農業事業においては、これまでに累計200,000ヘクタール以上の面積で、1日あたり最大4,000回の飛行を実施。高精度の農薬散布により、最大30%のコスト削減を実現し、150機以上のドローン普及の実績があります。[1] [2] [3]
詳しくは https://terra-drone.co.id/, https://terra-droneagri.com/ [4] [5] [6]
Terra Drone株式会社
「Unlock “X” Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」というミッションを掲げ、2016年に創業した空飛ぶクルマやドローンの開発及びソリューションを提供するサービスプロバイダーです。東京に本社を置き、国内外の11か国において、特許取得済みである自社開発製の測量用・点検用ドローンを石油ガス・化学・建設業界などへ提供しています。ドローンを用いた非破壊検査作業に関して、世界各国での豊富な実績と高い研究開発力を有しています。また、運航管理システム(UTM)を展開し、世界8か国で導入された実績があります。
詳しくは http://www.terra-drone.net
本件に関する問い合わせ
Terra Drone株式会社
メール: pr@terra-drone.co.jp
HP : http://www.terra-drone.net
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