ブラウン、パナソニックが利用したいシェーバーの想起を独占!
PR TIMES / 2024年2月26日 10時45分
「電動シェーバー」のパーセプションをSWOT
生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)は、「電動シェーバー」をテーマに、パーセプションに関するインターネットリサーチを実施いたしました。
<調査背景>
ネオマーケティングのカテゴリーパーセプション調査では、当該カテゴリーのエボークトセット※、パーセプションを確認することで現状を俯瞰することができます。
そこで、シェーバーの現状を知るために、ネガティブ・ポジティブなイメージ、利用シーン、利用する際に想起するシェーバーのブランドを調査しました。
是非今後のマーケティング活動の一資料としてご活用ください。
※エボークトセットとは、利用や購入時に思い浮かぶブランド想起のことを指します。
主な結果
ブランド想起:ブラウン、パナソニック、フィリップス
現在の認識:手間がかからない、手軽・気軽、剃り残しがある・きれいに剃れない、充電が面倒
パーセプションチェンジの種:肌がつるつるになる、爽快感に欠ける、長い髭が剃れない・絡まる、不衛生・臭い
【調査概要】
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:全国の20歳以上69歳以下の電動シェーバーを利用する男性
有効回答数:1,000名
調査実施日:2024年1月9日(火)~2024年1月10日(水)
※以下の数表は、回答を自由記述形式で取得した後、アフターコーディング集計を行った結果となります。
ポジティブイメージ
シェーバーは「手間がかからない」「手軽」という好ましいイメージを持たれているので、
それは大きな利点です。
また、「時短」「肌に優しい」といった点も、少数派かもしれませんが、利用者がシェーバーを使う一つの要因になっていると考えられます。
シェーバーは「手間抜き」が基本的な価値(POP)なので、
時間帯効果だけではなく、肌ケアの価値提案を強化することで、新しい顧客層に訴求できます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/3149/434/resize/d3149-434-47eacbaf779784494ea5-0.png ]
ネガティブイメージ
「剃り残しがある」「きれいに剃れない」が利用をためらわせる大きな要因ですが、一部では
「長い髭が剃れない」「爽快感に欠ける」「不衛生」といった点が利用の妨げになっています。
一部の意見ではありますが、「確かに言われてみたら」という潜在しているネガティブの可能
性があります。
さらに、「各メーカーのアイテムが多すぎ」という選びにくさ、も見受けられます。
これらの課題に対しては、「髭の長さごとに選べる」、「衛生的で爽快」を切り口に訴求できる
と、独自の価値として選ばれる理由づくり及びシェーバーの認識を変えことに繋がるのではな
いでしょうか。
[画像2: https://prtimes.jp/i/3149/434/resize/d3149-434-7805589b08bb366d4b2e-1.png ]
ブランド想起
ブラウンやパナソニック、フィリップスがブランド想起で上位に来ていることは、明確なブランド
ポジショニングと効果的なマーケティング戦略の成果です。これらのブランドは、毛の処理に対
する明確な解決策を提供し、強い印象を残しています。
しかし、一方で機能的には大きな差がなくなってきているのも事実。
未顧客の獲得と新たな価値訴求が課題。
本人用ではなく、「プレゼント用」という目的訴求もよいのではないでしょうか。
これまでの剃り心地や深剃りといった機能的訴求だけではなく、下記のようなポジションはい
かがでしょうか。
・プレゼント用のシェーバーといったら、
・衛生的なシェーバーといったら、
・爽快感の得られるシェーバーといったら、
[画像3: https://prtimes.jp/i/3149/434/resize/d3149-434-bd3790f3804e4cc9b2c4-2.png ]
総括
シェーバーの市場でブランドの想起率を高めるには、単に製品を売り出すだけでは不十分です。
ネオマーケティングの調査から得られた教訓をもとに、シェーバーに新しい価値を持たせ、消費者の印象を一新する戦略が必要です。
成功のカギは次の三点にあります:
・ポジティブイメージの拡散:シェーバーが「手間がかからない」「手軽」というポジティブなイメー ジをより多くの人に伝えることで、製品の魅力を広げます。
・ネガティブイメージの解消:「剃り残し」「きれいに剃れない」といったネガティブな印象を払拭し、新たなシェーバーの品質と効果を強化することで、消費者の信頼を勝ち取ります。
・利用シーンの示唆:「時短」「肌に優しい」といったシェーバーの利点を強調し、ストレス解消やリフレッシュのためのアイテムとしての利用シーンを提案することで、製品の新たな使用価値を提供します。
このように、シェーバーのポジティブな側面を強調し、ネガティブなイメージを解消することで、消費者に新しい視点を提供します。例えば、「チョコザップ」が時間の有効活用や手軽さを強みとして成功したように、消費者に新しい価値を見出してもらうことが大切です。
剃り心地や深剃り等の機能競争による差別化ではなく、プレゼントやリフレッシュ訴求等独自の価値を創造することで、ブランド想起につながりやすくなります。
ネオマーケティングではさまざまなカテゴリーパーセプションを独自で調査研究しております。一部情報を無償で公開しております。
カテゴリーパーセプション調査結果一覧
https://column.neo-m.jp/data/perception
【調査結果】※一部記載
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
今売れている「メンズシェーバー」おすすめ3選&ランキング パナソニックやブラウン製品が人気【2024年5月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年5月16日 19時4分
-
【日本カルミック株式会社様のマーケティング支援事例を紹介】株式会社ネオマーケティング
PR TIMES / 2024年5月15日 13時15分
-
【入社直後離職・若年早期離職問題の解決策】OBトーク事業を譲受し社会問題の解決に取り組みます。
PR TIMES / 2024年5月14日 15時45分
-
60%の男性が髭剃りで肌荒れしたことアリ。ゴールデンウィークは『髭剃り×美肌』で清潔感アップを目指そう!
PR TIMES / 2024年4月29日 11時45分
-
無料共催ウェビナーのお知らせ「ブランド想起に繋げるPR戦略~差別化ではなく、独自化へ~」
PR TIMES / 2024年4月25日 11時15分
ランキング
-
1庶民は買えない!?マンション高騰は続くのか? 今後のインフレで日本の不動産はどうなるのか
東洋経済オンライン / 2024年5月17日 19時30分
-
2「株価暴落」引き起こしてしまう意外な"きっかけ" 金融危機のきっかけとなった市場急落のケース
東洋経済オンライン / 2024年5月18日 8時40分
-
3「セブンプレミアム」売上高、累計15兆円を突破…節約志向でPBの存在感高まる
読売新聞 / 2024年5月18日 0時3分
-
4血圧・血糖値・コレステロール値…良くない結果に肩を落とすも「健診の数値は気にしなくていい」ってどういうこと?【有名医師が助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月18日 10時0分
-
5「育休1年+時短勤務で昇進もしたい」は正気の沙汰ではない…「子持ち様VS非子持ち様」の対立が起きる根本原因
プレジデントオンライン / 2024年5月18日 6時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください