中国核破砕中性子源2期プロジェクトの建設がスタート
Record China / 2024年4月1日 8時30分
中国科学院高エネルギー物理研究所が明らかにしたところによると、国家重要科学技術インフラである中国核破砕中性子源2期プロジェクトが30日、広東省東莞市で着工しました。
中国科学院高エネルギー物理研究所が明らかにしたところによると、国家重要科学技術インフラである中国核破砕中性子源2期プロジェクトが30日、広東省東莞市で着工しました。建設期間は5年9カ月となります。
第2期プロジェクトでは既に建設済みの中国核破砕中性子源装置をベースに科学研究設備を増設し、主に11台の中性子スペクトロメーターと実験ターミナルを建設し、完成後は中性子スペクトロメーターの数を20台に増やすとともに、新たに中国初のミュオン実験ターミナルと高エネルギー陽子実験ターミナルを追加します。
中国科学院高エネルギー物理研究所副所長でもある中国核破砕中性子源第2期プロジェクトの王生チーフリーダーは「第2期が完成すれば、現在の中性子散乱分野で行えるすべての研究活動が、基本的にすべて実施できる」と紹介しました。
中国核破砕中性子源は中国では初、世界では4台目となるパルス核破砕中性子源で、第1期プロジェクトは2011年9月に着工し、2018年8月に完成するとともに正式に稼働を開始しました。
中国科学院高エネルギー物理研究所東莞研究部中性子科学部の張俊栄副主任は「2018年以降、完成した課題数は1500件を超えており、分野も多岐にわたっている。一つ目はエネルギー分野で、最も際立っているのはリチウムイオン電池で、ほかにも一部のシェール材料、シェールオイル・ガス、水素貯蔵材料、メタンハイドレートなどのエネルギー材料も含まれる」と説明しました。(提供/CRI)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
蓄電池メーカーの大連融科儲能、大連初のユニコーン企業に(中国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年5月1日 0時30分
-
世界初の300メガワット空気圧縮エネルギー貯蔵発電所が山東省で送電開始
Record China / 2024年4月30日 22時30分
-
世界初の高精度月地質図集が発表―中国メディア
Record China / 2024年4月22日 20時0分
-
高速電波バースト爆発現象がランダムに発生、電波望遠鏡「中国天眼」が新発見
Record China / 2024年4月15日 17時20分
-
青海省、青蔵高原生物遺伝資源バンクを初期的に完成―中国
Record China / 2024年4月9日 15時30分
ランキング
-
1世界3大投資家ジム・ロジャーズの残酷すぎる直言「日本の40代以上は日本以外の場所へ今すぐ引っ越しなさい」
プレジデントオンライン / 2024年5月7日 16時15分
-
2いきなり!ステーキが、名物「オーダーカット」を廃止していた! ピークから5年、経営再建の現在を探る
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月6日 6時30分
-
3アップルやアマゾンでも「失敗する」共通の特徴 プロジェクト自体は最終目的ではなく達成する手段
東洋経済オンライン / 2024年5月7日 17時0分
-
4平均年収「458万円」だが…「もっと少ない」「収入は実質減少」日本人の辛い現実
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月7日 16時15分
-
5ローソンの「韓国コスメ」がバカ売れ 7カ月で200万個も売れた「4つ」の秘密
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月7日 6時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください