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映画「君たちはどう生きるか」中国で公開、6つの見どころとは?―中国メディア

Record China / 2024年4月6日 17時0分

3つ目の見どころについて、記事は「作画」を挙げ、「宮崎監督の作品は、その奇想天外で美しい画風が常に観客を魅了してきた。『君たちはどう生きるか』は、スタジオジブリ最大規模の制作として、数十名のアーティストが参加し、鉛筆で手描きされ、壮大な幻想的な絵巻が7年の歳月をかけて創られた。映画では、空想的な幻想世界、愛らしい『ワラワラ』と呼ばれる生き物、変幻自在の青サギなど、視覚的な驚きをもたらしている。アニメーションには、宮崎監督の細部への徹底的な追求があり、映画の中でジャムを食べるシーンを描くのに4日もの時間を費やし、果実と種が流れる感覚を最大限に再現するためだけに労を惜しまないその匠心は、多くの観客を感嘆させている」と説明した。

4つ目の見どころについて、記事は「音楽や声優陣」に言及し、「映画の音楽は、昔からの友人である久石譲が担当し、主題歌『地球儀』は人気歌手の米津玄師が提供した。また、菅田将暉や木村拓哉などの多くの著名な実力派俳優が声優として参加。中国語版の声優陣には、リウ・ハオラン(劉昊然)、ダー・ポン(大鵬)、ガオ・ユエンユエン(高圓圓)、チュー・ヤーウェン(朱亜文)、クリスティ・チャン(張含韻)、チェン・ジエンビン(陳建斌)などが参加し、鈴木敏夫氏は初演で、『中国語版の声優の声は、オリジナル版と非常によくマッチしています』と述べた」としている。

5つ目の見どころについて、記事は「メタファー」を挙げ、「豊かで多様なファンタジーキャラクターと絶妙に親しみやすい映像が映画ファンの間で強い共感を呼んだ。権威主義的なインコ大王と機械に無関心なインコ軍団は、宮崎監督が提唱した人生に対する『反戦』の姿勢を反映している。ワラワラ、老婆たち、放棄された塔、奇妙な形の隕石などに『過去作品の影を見た』という観客も多い。ほかにも、案内人の青サギは鈴木敏夫氏、塔の主の大叔父は高畑勲氏、生意気なキリコは宮崎監督と長年仕事をしてきた色彩デザイナー、安田道雄氏をモデルしている」と紹介した。

6つ目の見どころについて、記事は「家族で楽しめる映画」である点に言及し、「宮崎監督の映画は、無数の観客を温かく包み込み、多くの家族にとって映画鑑賞の選択肢となっている。『君たちはどう生きるか』は、宮崎流の子どもらしさや多様なキャラクターなど、創造性と生命力に満ちており、観客の中には『83歳の宮崎監督の想像力には相変わらず驚きだ』と発言する人もいた。宮崎監督の映画には、幻想的な体験に加えて、常に真摯で純粋な感情があり、観客の多くが『童心に返って自分の人生の傷跡を映画の中で消し去ったような気分になる』と述べている。子どもと一緒に映画を見に来た親も『家族全員で見るのにぴったりだ』『大人も子どもも喜ぶ作品だ』と感動している」とした。(翻訳・編集/岩田)

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