世界初の陸上商用モジュール式小型圧水炉「玲龍一号」の設置工事が開始―中国
Record China / 2024年4月11日 17時50分
世界初の陸上商用モジュール型小型原子炉「玲龍一号」のデジタル制御システムが10日、設置を開始し、今後は各機能試験が予定通りに行われる見込みです。
世界初の陸上商用モジュール型小型原子炉「玲龍一号」のデジタル制御システムが10日、設置を開始し、今後は各機能試験が予定通りに行われる見込みです。
「玲龍一号」制御システムは中国が独自の知的財産権を有する竜鱗、竜鰭プラットフォームを採用しており、原子力発電所運転の「神経中枢」として評価されています。同システムは、原子力発電所の安全で安定した運転を確保するための数百のシステムと1万近い設備を制御しており、原子力発電所の高効率かつ経済的な稼働を保障する重要なものです。
「玲龍一号」制御システムは最新のデータ収集、プロセス制御、大規模ネットワーク構築や情報管理などの先進技術を統合して原子力施設に対する高い信頼性と安全性の要求を満たしており、総合的に国際的な先進レベルに達しています。その中でも、コントローラ自己診断技術、フィールドバス技術、サーバ冗長化切り替え技術、リアルタイム監視モジュールライブラリー技術は国際的にもトップレベルに達しています。
「玲龍一号」は2021年7月に中国南部の海南省昌江で着工した世界初の陸上商用モジュール式小型圧水炉です。プロジェクト完成後の年間発電量は10億キロワットアワーと見込まれ、52万6000世帯の電気需要を満たすことができると予想されています。(提供/CRI)
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