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500馬力にしびれる! アキュラ最初のEV『ZDX』---2024年発売

レスポンス / 2023年8月28日 12時45分

ホンダの海外向け高級車ブランドのアキュラ(Acura)の米国部門は8月17日、ブランド初のEV『ZDX』を「モントレー・カー・ウィーク2023」で初公開した。ZDXは2024年前半、米国市場で発売される予定だ。


◆ホンダとGMの提携効果を生かして共同開発


アキュラZDXは、アキュラブランド初のEVだ。アキュラはこのZDXによって、電動化を加速していく。アキュラZDXは、ホンダとGMの提携効果を生かして、共同開発された。GMの新世代バッテリー「アルティウム」が搭載される。


アキュラZDXは、電動SUVだ。ボディサイズは全長5020mm、全幅1955mm、全高1635mm、ホイールベース3095mmとなる。アキュラの最新デザイン言語を採用している。


モーターは最大出力340hpを発生する。バッテリーは蓄電容量102kWhのリチウムイオン。1回の充電での航続は、最大で523kmに到達する。出力190kWのDC急速充電を利用すれば、130kmの航続に必要なバッテリー容量を約10分で充電できる。


◆タイプSは前後にモーターを搭載


ZDXには、高性能モデルとして、「タイプS」が設定される。タイプSは、アキュラの主要グレードに用意されている高性能グレードだ。『NSX』をはじめ、米国で復活した『インテグラ』新型にもタイプSが設定されている。


『ZDXタイプS』では、SUVのダイナミクスとドライビングエクスペリエンスを最適化するために、チューニングに取り組んだ。リアのモーターに加えて、フロントにもモーターを搭載する。これにより、最大出力は340hpから500hpに、160hp引き上げられた。アキュラによると、500hpのパワーはアキュラのSUVで最強という。


足回りは、ハイパフォーマンスアダプティブダンパーやブレンボ製ブレーキで強化した。タイヤは275/40R22サイズを装着している。


◆グーグルの3つの機能を車載化


ZDXには、グーグル(Google)の新世代インフォテインメント「Google built-in (グーグル・ビルト・イン)」を、アキュラ車として初めて車載化する。車内のディスプレイオーディオに採用された「Googleアシスタント」により、ドライバーは前方の道路から目を離さず、かつステアリングホイールを持ったままで、音声によって安全にさまざまなシステムを操作することができる。メッセージの送信や経路案内、メディアや車両機能、対応するスマートホームデバイスの操作も可能だ。


また、ZDXには、「Googleマップ」が組み込まれる。これにより、Googleマップが、車載ディスプレイオーディオに表示される。Google に話しかけることで、運転をしながら自宅までのナビゲーションや到着予定時刻の共有、最寄りのEV充電スタンドの検索、店舗の営業時間の確認などが、安全に操作できるようにした。


さらに、「Google Play」が車載化されており、車内でお気に入りのアプリを楽しんだり、ダウンロードしたりすることができる。スマートフォンを使わずに車内から直接、音楽やポッドキャスト、オーディオブックを聴くことも可能。豊富な車載用アプリケーションによって、快適に移動時間を過ごせるようにしている。


◆EVのためのオーディオシステムを専用開発


ZDXは、バング&オルフセンの没入感のあるプレミアムオーディオを搭載する最初のアキュラ車になる。アキュラは、バング&オルフセンとの新たなコラボレーションを開始。ZDXを皮切りに、アキュラの全ラインアップでワンランク上の車載オーディオ体験を可能にする。


バング&オルフセンは、オーディオテクノロジー、デザイン、クラフトマンシップの限界を押し広げる製品を生み出すことを目指して、約1世紀にわたって臨場感あふれるサウンドにおける指標であり続けてきた。HARMAN International傘下のバング&オルフセンは、音響、デザイン、クラフトマンシップにおける独自のノウハウにより、卓越した音質を実現する高級ブランドとして定評がある。


バング&オルフセンは、EVのアキュラZDXのために、プレミアムオーディオシステムを専用開発する。最新のテクノロジーを駆使し、最高のオーディオ体験をお届けする、としている。


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