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淡い紫色、千年の歴史に思いはせ 京都・大田神社でカキツバタ見頃

産経ニュース / 2024年5月9日 16時39分

見頃を迎えた大田神社のカキツバタ=京都市北区

上賀茂神社(賀茂別雷神社、京都市北区)の境外摂社、大田神社のカキツバタが見頃を迎え、訪れる参拝者を和ませている。

大田神社境内にある池には約2万5千株のカキツバタが群生し、国の天然記念物に指定されている。今年は昨年より約1週間遅い4月下旬から咲き始め、その後気温の高い日が続いたため、一気に開花が進んだ。参拝者らは淡い紫色の花をカメラやスマートフォンで撮影して楽しんでいた。

大田神社のカキツバタは古代から咲き続けたとされ、平安時代の歌人、藤原俊成は「神山や 大田の沢のかきつばた ふかきたのみは 色にみゆらむ」と歌っている。

上賀茂神社の高井俊光宮司は「今年は例年よりきれいに咲きそろった。1千年以上前から人々の心を癒やしてきた花に思いをはせて見てほしい」と話していた。

葵祭の行われる5月15日頃まで楽しめるという。

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