[瀬戸内市]市の強みや戦略をまとめた「統合報告書」を作成
政治山 / 2023年8月30日 14時39分
岡山県瀬戸内市(3万6700人)は、統合思考によってまちづくりを進めるため、「瀬戸内市統合報告書2022」を作成した。
統合報告書とは、財務データと非財務データ(ガバナンス、CSR、知的財産等)の両方の観点から、組織の独自の強みや戦略、ガバナンス、今後の事業展開や見通しなどをまとめたもの。
組織の短期・中期・長期にわたる価値の創造について理解でき、組織内外とのコミュニケーションツールとなることから、企業や大学を中心に作成されている。
同市では、市の戦略や事業実績などを分かりやすく説明し、またリスクも含めた公正で中立的な情報を市民と共有するとともに、内外に瀬戸内市をアピールすることを目的として、国際統合報告評議会(IIRC)のフレームワークに沿って作成した。自治体がIIRCのフレームワークに沿って統合報告書を作成したのは全国で初めて。
統合報告書は、48P・オールカラー。市の概要とあゆみ、将来像とその実現に向けた価値創造のプロセス及びリスクと機会、未来の姿(ゼロカーボン、歴史・文化・芸術活動、ダイバーシティ、子育て)、取組実績、ガバナンスなどを、写真や図表、データを入れて分かりやすく紹介している。
統合報告書の作成プロセスを通じて庁内各部署の有機的なつながりが生まれ、統合思考による意思決定ができる職員の育成につながっているのも大きな成果で、統合報告書を活用して市民や市内外の関係者とともに持続可能なまちづくりに取り組でいく。
(月刊「ガバナンス」2023年8月号・DATA BANK 2023より抜粋)
この記事に関連するニュース
-
「サステナビリティレポート 2024」公開~持続可能な社会の実現に向けた活動報告~
PR TIMES / 2024年5月1日 16時45分
-
「サステナビリティレポート 2024」公開 ~持続可能な社会の実現に向けた活動報告~
共同通信PRワイヤー / 2024年5月1日 15時52分
-
まずは「決算説明会資料」に目を通す…企業を調べるときに投資のプロがやっている「IR資料読み」のコツ
プレジデントオンライン / 2024年4月27日 10時15分
-
「統合報告書2024」「サステナビリティレポート2024」を発行
PR TIMES / 2024年4月25日 11時45分
-
SASの生成AIに関する市場調査 リーダーの80%がデータプライバシーやセキュリティに懸念
Digital PR Platform / 2024年4月19日 11時4分
ランキング
-
1【解説】安定的な皇位継承のあり方は 皇族数の確保へ2つの案の議論始まる
日テレNEWS NNN / 2024年5月17日 21時38分
-
2つばさの党、田村淳さんらの自宅特定し街宣 否定的見解に反発か
毎日新聞 / 2024年5月17日 14時16分
-
3「限度超えてる」、逮捕評価=厳罰化には懸念も―つばさの党事件で識者
時事通信 / 2024年5月17日 20時8分
-
4姫路港に車転落 中から高齢男女の遺体見つかる
ABCニュース / 2024年5月17日 23時39分
-
5素潜り漁をしていた77歳海女が溺死…漁協の船に引き上げられる
読売新聞 / 2024年5月18日 6時44分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください