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人気ティーチングプロ・三觜喜一が伝授「目線の位置」「曲がらない練習」の正しい考え方

日刊SPA! / 2024年4月7日 8時50分

A.「こう振ったら絶対にコッチに曲がる」という方法を身につける

 ドライバーのティショットは、いつも同じ方向に打てればOKです。左右どちらに曲がるかわからない状況が一番厄介。曲がってはいけない方向に行ったらセカンドショットが一気に難しくなります。つまり、自分の中で「こう打てば絶対にフックしか出ない・スライスしか出ない」という感覚を掴んだほうがスコアは圧倒的にまとめやすい。アマチュアは球を曲げる練習をしなさすぎです。フックしてもスライスしてもいいから「その球筋しか出ない」打ち方を練習場で探してみることから始めましょう。

 私にも絶対にスライスしか出ない打ち方とフックしか出ない打ち方があります。みなさんはどちらか一方で構いません。絶対に曲がるスイングを覚えればコースが広く使えるようになってドライバーの悩みは消えます。

◆Q3.インパクト:ドライバーショットでの、最適なティーの高さはどう探し出す?

A.自分のスイングの状態によって、臨機応変に変える

「ティアップの高さは状況に応じて変えるべき」とよく言われますが、私はスイングの状態によって変えることが多いです。クラブが下から入っていると感じたらティを低くして、クラブが上から入るようにする。下から入れるとダフるので低くするわけです。反対に、上から入っていると感じたら高くしてレベルに打つ。このように、その日の自分のスイングの状態に合わせて高さを変えます。

 スイングの状態が悪くなければ、ティとボールを一緒に持って薬指を伸ばし、薬指の先が地面に軽く触れるところでティを刺して高さを一定に揃えています。二段ティなど刺せば高さが決まるティもありますが、それらはほぼプラスチック製。紛失したらコースにそのまま残り、コース整備の機械にひっかかって故障の原因になったりするので、できればウッドティを使ってください。

◆Q4.練習法:練習場では、何に時間をかけて練習すべき?

A.打つ球数の半分から3分の2は、サンドウエッジで練習

 僕の場合、練習で打つ球数の半分から3分の2くらいはサンドウエッジに費やします。でもアプローチ練習だけではありません。例えば、1ヤード先にボールを3つ並べ、3つとも正確に当たるまでひたすら打つ。調子が悪いと時間がかかります。1ヤード先に正確に打てなければその先には打てない。練習では地道なことをずっとやることが大事なんです。

 バンカーショットの練習もできます。フェースを開き、スタンスを広めにとり、左足体重にしてハンドファーストにせず、ヘッドを浮かせた状態から打てばバンスが滑ってボールが上がる。ダフればわかるので、そこだけ気をつければいい。バンカーショットは特殊なショットではないのです。

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