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職場に配る“産休クッキー”にSNSで賛否両論、現役グラドルも「私は配らないなぁ」

日刊SPA! / 2024年4月20日 15時51分

 その妊活中の上司は「おめでとう」といって祝福していたというが、女性社員の中には「いたたまれない」「見てるこっちがツラい」という声も多かったんだとか。

 その産休クッキーを男性社員から「これもらってくれない?」と渡されたという麗香さん。

「全然知らなかったんですが、彼の奥さんは2人目ができずに妊活しているらしく『家に持って帰ったらヨメがテンション下がりそうだから』といっていました。奥さんに配慮していて素敵だなと思った反面、妊活している人が意外と多いことに驚きました」

 麗香さんは「妊娠はすごく嬉しいこと」だと前置きしたうえでこう話してくれた。

「私みたいな呑気な独身貴族は『クッキーありがとう』で済むんですけど、子供の問題はちょっとナイーブですね。大谷翔平もいってたけど、自分だけではどうすることもできない問題なので。かといって、せっかく妊娠して幸せな気持ちなのに、妊活してる人に気をつかって押し込めろ!というのも可哀想。正解がわかりませんね」

◆アンケート調査の結果はアリナシ半々だが…

 全国の20歳~60歳までの男女100人を対象に、“産休クッキー”についてインターネット調査を行ってみたところ、結果は以下のように割れてしまった。

アリ……14%
どちらかといえばアリ……36%
どちらかといえばナシ……22%
ナシ……28%

 アリナシ半々という時点で受け止められ方としては微妙なようにも思う。

◆「私は配らないなぁ」

 グラビアアイドル兼ライターの筆者(吉沢さりぃ)も去年出産したが、会社員ではなくフリーランスなので、産休の挨拶として職場に配るお菓子などには無縁だった。

 賛成派でも反対派でもないが、実際のところ「私は配らないなぁ」とも思う。

 自分の妊娠が発覚したときに「まだ30代、ぜんぜん余裕やろ!」と思っていたが、産院で年齢に対する流産のリスクなどの表を見せられて「これちゃんと産めるのか?」と絶望したからだ。

 実際に切迫流産や絶対安静になったし、出産予定日を2週間も過ぎてしまってからの出産だった。無事産まれてきてくれたから良かったものの、最後まで本当に何があるかわからなかった。

 あらかじめたくさんの人に知らせてしまったら、万が一、悲しい結果になってしまった場合も報告もしなければならなくなる。それも踏まえて、本当に限られた人にしか妊娠していることを伝えなかった。

 会社勤めをしていたとしても「極力みんなには言わないでほしい」とお願いしただろう。

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