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テレビの「婚活特集」でモヤモヤする人が続出するワケ。“恋愛初心者”が陥りがちな「2つの勘違い」

日刊SPA! / 2024年4月23日 15時52分

◆いきなりの婚活は小学校低学年が大学受験をするようなもの

 ろくに恋愛の経験も知識もない人が、ある種の恋愛のゴールであり最難関である“結婚を前提とした交際”にいきなり挑むのは、かなり無謀なこと。

 まだ小学校低学年ぐらいの学力しかない人が、いきなり大学受験するようなものなのです。ちなみに、理想どおりじゃなくてもとりあえず普通の相手と恋愛してみようというのは、いきなり高校受験に挑むようなもの。

 恋愛は学問と一緒で、ある程度の長期的な視野で年月を費やして、きちんと経験を積んだり知見を深めたりしていかないと、恋愛偏差値は上がっていきません。

 ただ、恋愛と学問の違いもあります。受験はどんなにラッキーな展開があっても一定水準以上の学力がないと絶対に合格できませんが、恋愛の場合は恋愛偏差値がどんなに低くても、偶然のラッキーからのミラクルが起こり、恋愛経験が少なくてもいきなり恋が成就することもあるのです。

 そういった奇跡的な実例が稀に身近の友人・知人で起こるため、自分にもその奇跡が起こると妄信してしまい、苦労するということもあるでしょう。

◆“失敗せずに成功させよう”という虫がいい話の考え方

 恋愛経験が少ない人ほど、「恋愛を簡単なものだと舐めてる人が多すぎる!」というのは前述したとおりですが、それは“失敗せずに成功させよう”という虫がいい話の考え方にも通じます。

 結論から言うと、恋愛に失敗(失恋・傷心)はつきもの。そもそも成功率が高いものではないのです。

 失敗するリスクがつきまとうのが当たり前で、避けては通れません。ですが、それまでほとんど恋愛をしてこなかった人ほど、恋愛によって傷を負うことをおそれ、どんどん消極的になっていきます。

 野球で例えるのはオッサン脳だというツッコミが入るのは百も承知ではあるものの、これは野球で例えるのが一番わかりやすいのでご理解いただきたいのですが、プロ野球の世界で打率3割なら天才バッターなわけです。

◆野球の天才バッターは7割失敗しながら打席に立っている

 ですがそれは裏を返せば、プロの天才でも7割は失敗しているということ。恋愛もそれと同じ。

 10回中3回成功すれば上出来なわけですから、「10回中7回も失敗するから打席に立ちたくないなぁ」なんて考えていないわけです。

 恋愛で言えば、10人好きな人ができたとしてそのうち3人との恋が成就すれば上々で、10人中5人とうまくいったなら恋愛の大天才……なのですが、恋愛初心者ほど失敗するほうの確率ばかりに目を向け、失敗したときに負う傷ばかりを気にしがち。

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