U-23日本 8大会連続五輪へM1 選手ミーティング奏功!完全アウェーも「ファミリー」の力で乗り切る
スポニチアネックス / 2024年4月26日 5時33分
◇サッカーパリ五輪最終予選兼U―23アジア杯カタール大会準々決勝 日本4-2カタール(2024年4月25日 ドーハ)
大岩ジャパンがパリ五輪切符に王手をかけた。25日の準々決勝、日本は開催国カタールを延長戦の末に4―2で破り、4強入り。完全アウェーの中、試合開始2分にMF山田楓喜(22=東京V)が先制ゴール。相手退場で数的有利となりながら一時逆転を許す苦しい展開も追いつき、延長でFW細谷真大(22=柏)の今大会初ゴールなどが生まれ強敵を振り切った。29日(日本時間30日)の準決勝で勝てば8大会連続の五輪出場が決まる。
若き日本代表が延長に突入した死闘を制した。カタール国旗が日本側の応援席にまで置かれ、ボールを持つと指笛が鳴り響く。完全アウェーを一変させたのが山田楓だ。開始から65秒、電光石火の先制弾を決めた。相手バックパスをさらうと黄金の左足を一閃(いっせん)。前半2分の得点は最終予選では歴代最速弾となった。
その後、一進一退の展開が続いた。同点の同41分には相手GKアブドラハがFW細谷に対するラフプレーにより一発レッドで退場。日本は数的優位に立った。後半4分には一時リードを許すが、慌てることなく同22分にはCKからDF木村のヘッド弾で再び追いついた。決して諦めない姿勢を貫いた。
1次リーグ第3戦の韓国戦に敗れ、2位通過となった。その翌日、MF藤田主将の呼びかけでチーム発足後初めて選手23人だけのミーティングが開かれ、思いの丈をぶつけ合った。ここまで無得点だったMF佐藤は苦しい胸の内を明かし「気持ちが楽になった」と言った。MF山本は「国を代表して戦っているから(ネットなどで)悪いことも言われる。だけどここはファミリー」と訴えた。チームが一つになった。
五輪切符を懸けた一戦は90分でも決着がつかない死闘となった。主将の藤田が「サッカー人生で一番と言っていいほど緊張する試合になる」と形容した大一番。歓喜の瞬間は延長前半11分に訪れた。MF荒木のパスを受けたエース細谷が右足を振る。相手GKの股を抜き、待望の今大会初ゴールが決まった。電光石火の先制、一時は勝ち越され、敗退の崖っ縁まで追い込まれながら土壇場で勝負強さを発揮し、逆転での4強入り。準決勝は29日。パリ五輪切符まであと1勝に迫った。
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