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【カーリング】25年日本選手権は横浜開催 藤沢五月「もぐもぐしながら楽しんで」26年以降も市長に…

スポニチアネックス / 2024年4月26日 16時20分

会見に出席した(左から)日本カーリング協会の貝森会長、岡崎理事、ロコ・ソラーレ藤沢、山中横浜市長(撮影・福永稔彦)

 日本カーリング協会と横浜市は26日、横浜市役所で記者会見を開き、第42回日本選手権を2025年2月2~9日に横浜市中区の横浜BUNTAI(旧横浜文化体育館)で開催すると発表した。

 過去の日本選手権は北海道、長野、青森で行われており首都圏開催は初。カーリング専用施設ではないアリーナでの開催は28年ぶり。21年日本選手権を新横浜で開催する計画があったが、コロナ禍の影響で中止となった経緯があり、カーリング界にとって待望の横浜開催実現となる。

 ロコ・ソラーレのスキップで、日本カーリング協会アスリート委員長を務める藤沢五月は「世界ではアリーナ開催が一般的だが、日本のチームはアリーナでの経験が少ない。私たちが待ち望んでいた国内でのアリーナ開催をアナウンスできることがうれしい」とアリーナ開催を喜んだ。

 日本カーリング協会によると、横浜BUNTAIでは2000席以上の観客席が確保できる見通し。藤沢は「専用施設は多くても200席。ここ数年、カーリングが注目され観客席の取り合いになっていた。横浜BUNTAIでは2000席以上が設けられる。全国、もしかしたら世界のファンが日本選手権を見に来てくれるかもしれない」と話した。

 前日には会場の横浜BUNTAIを視察。「平昌五輪の会場を思い出した。国内は静かに見守る方がほとんどだけど、平昌五輪や国際大会は観客と大会をつくりあげる。横浜BUNTAIでの日本選手権を期に、お祭りのように盛り上がれば良い。飲食もできるので、皆さんもぐもぐしながら楽しんでもらえれば」と笑顔を見せた。

 会見では29年世界選手権招致も発表された。藤沢は「“カーリングの街・横浜”ということで、29年世界選手権の開催も検討していただけて楽しみ」と歓迎し「選手代表としてのお願いで、引き続き日本選手権を開催してもらえたらうれしい」と同席した横浜市の山中竹春市長に、26年以降の日本選手権開催も要望。山中市長は「29年世界選手権招致は私から提案した。越えなければいけない壁はあるが、全力で応援したい。日本選手権開催も前向きに検討したい」と応じた。

 藤沢率いるロコ・ソラーレは18年平昌五輪で銅メダル、22年北京五輪で銀メダルを手にした。しかし今年は日本選手権で敗れ、世界選手権出場を逃した。25年の日本選手権は、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の切符獲得に向け重要な大会となる。

 藤沢は「日本のレベルが高くなっている中で、いかに五輪、世界選手権が懸かった日本選手権で勝てるか。特に今季はチームとして反省点として挙げてきた。まだ世界のトップにはなれていないので、それを目指すために、いろんなところで吸収して、横浜の日本選手権で“やっぱりロコ・ソラーレだね”っていうパフォーマンスができればいい」と意気込みを示した。

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