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市和歌山 選抜出場の田辺に昨秋のリベンジ「県内を圧倒したい」延長戦制して春4強

スポニチアネックス / 2024年4月27日 15時49分

<市和歌山・田辺>延長10回タイブレークを制してガッツポーズする市和歌山・村上(右)(撮影・河合 洋介)

 ◇高校野球春季和歌山大会準々決勝 市和歌山6―3田辺(2024年4月27日 紀三井寺)

 市和歌山が今春選抜に出場した田辺を延長10回タイブレークの末に6―3で制し、4強に進んだ。

 初回に2点を先制されるも、0―2の5回に相手の適時失策などで同点に追いついた。

 タイブレークに突入した同点の延長10回には、1死満塁から「3番・遊撃」の村上遥飛(3年)が右中間へ走者一掃の適時二塁打を放つなど一挙4得点で逃げ切った。

 村上は「僕は守備のミスがあった。チャンスの場面だったので、絶対に点を取ろうと思って打席に立った」と胸を張った。

 田辺とは昨秋県大会準々決勝で2―9で8回コールド負けを喫して以来の再戦。半田真一監督は「同じ相手に2度も負けられないという思いは、練習のときからひしひしと伝わっていた。苦しい試合になったが、その思いを表現してくれた」とたたえた。

 昨夏の甲子園に背番号12でベンチ入りした村上は「夏の甲子園に出たい。県内を圧倒して勝つことが目標です」と春の頂点を見据えた。

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