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U23日本代表 18人の五輪メンバー争い本格化 OA枠3人含めば実質「15」

スポニチアネックス / 2024年5月5日 4時32分

<U-23日本代表・U-23ウズベキスタン代表>優勝を喜ぶ日本イレブン(撮影・小海途 良幹)

 ◇パリ五輪アジア最終予選兼U―23アジア杯カタール大会決勝 日本1―0ウズベキスタン(2024年5月3日 ドーハ)

 8大会連続五輪出場を決めたU―23日本代表はウズベキスタンとの決勝を1―0で制し、16年以来4大会ぶり2度目のアジアの頂点に立った。後半アディショナルタイムにMF山田楓喜(22=東京V)が黄金の左足で決勝弾を決め、PKのピンチではGK小久保玲央ブライアン(23=ベンフィカ)がビッグセーブ。「切り札」と「守護神」が躍動し、アジア王者としてメダル獲得が期待されるパリに乗り込む。チームは4日に解散した。

 メンバー争いはこれから本格化。五輪の登録は18人。オーバーエージ(OA)枠3人も含めば実質15人枠を争う。今大会でも主軸を担った藤田を筆頭に小久保、松木、細谷、DFで急成長した関根も「当確」と言っていい。攻撃面で良さを見せた山田楓、荒木も「有力」だ。

 日本協会の交渉力も問われる。クラブ事情で不参加だった斉藤や三戸、鈴木唯らの欧州組は本番も招集困難な状況。一方でA代表でも主力の久保、鈴木彩は招集の可能性が高い。またOAには板倉をはじめ谷口、町田、田中碧が候補となっている。

 予備リストには50人の名があり、サプライズ招集もあるかもしれない。次回の活動は6月の欧州遠征。OA枠も含む本番仕様の布陣が招集される可能性もあり、チームづくりは最終局面に突入する。

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