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ユーリ阿久井が判定で初防衛「今日は僕の日」再戦で桑原を退け日本人初の東京D世界戦勝者に

スポニチアネックス / 2024年5月6日 18時13分

防衛に成功したユーリ阿久井(撮影・島崎忠彦)

 ◇プロボクシングWBA世界フライ級タイトルマッチ 王者ユーリ阿久井政悟<12回戦>同級3位・桑原拓(2024年5月6日 東京ドーム)

 プロボクシング4大世界戦で、WBA世界フライ級タイトルマッチは王者・ユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)が挑戦者の同級3位・桑原拓(29=大橋)を判定で退け、初防衛に成功した。日本人としては初めて東京ドームでの世界戦の勝者となった。

 初回は桑原の手数の多さに押される場面もあったが、2回以降は鋭いジャブで優位に立つと、必殺の右ストレートで相手をぐらつかせるなど大差での判定勝ちにつなげた。

 阿久井は今年1月に前王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)に判定勝ちして世界初挑戦で王座を奪取した。桑原とは21年7月に日本王座2度目の防衛戦で対戦し、10回TKOで下している。今回の前日計量後に「立場も実力差も何も変わっていないことを見せたい」と宣言した通り、返り討ちにした。

 世界王者となり、直後は地元・岡山の県庁や岡山市役所、倉敷市役所、そして母校の倉敷翠松高、環太平洋大など関係各方面へ、あいさつ回りで忙しい日々を過ごした。「周りは凄く盛り上がった。(王者になってから)一番は周りが変わった。自分は変わっていない」

 初防衛戦は“ベルトを獲るより難しい”とも言われる。周囲の変化にうまく適応できるかどうか、も問われるからだ。リング上の見事なパフォーマンスで「自分は変わっていない」という言葉を証明した。

 リング上でインタビューに応じたユーリ阿久井は「ありがとうございます。まず、東京ドームで試合を組んでくださったスタッフの皆様ありがとうございます。チームの皆、家族に感謝したい」と感謝の弁。試合を振り返り、「久々の対決で対面も久々。やっぱり強くなっていた。利いたパンチがあって危ないなと思った。だけど今日は僕の日でした」とうなずいた。

 リングサイドでは妻・夢さんと長女・千聖ちゃん、次女・琴乃ちゃんが見守った。「会長が娘が応援してるぞと鼓舞してくれ、12ラウンド無事に戦い抜けた。本当に感謝でした。岡山の方も東京ドームまで来てくださってありがとうございました。また次も頑張りたい」と結んだ。

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