1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

新潟が神戸に苦杯 終盤猛攻も長倉“幻”同点弾 藤原&遠藤J1初ゴール実らず

スポニチアネックス / 2024年5月7日 4時1分

後半1点差に追い上げるゴールを決める遠藤

 ◇明治安田J1第12節 新潟2-3神戸(2024年5月6日 ノエビアスタジアム神戸)

 J1新潟は、アウェーで神戸に2―3で敗れ、3試合勝ちなしとなった。2点ビハインドの後半6分にDF藤原奏哉(28)のJ1初ゴールで1点を返したが、同10分にオウンゴールで3点目を献上。同31分にDF遠藤凌(25)の新潟での初得点で1点差にしたものの、そこまでだった。勝ち点13で順位を16位に下げた。次節は11日、ホームで浦和と対戦する。

 後半44分。FW鈴木の頭での折り返しを途中出場のFW長倉が押し込み、ネットを揺らした。2試合連続の劇的な同点弾か、と思われたが判定はオフサイド。ピッチの選手もベンチも天を仰いだ。

 新潟らしくパスでブロックを崩した後半6分。MF長谷川元のラストパスに「枚数を増やすという意味でも点を取りにいく意味でも(ゴール前に)入らないといけないと思った」と藤原が合わせて1点目。同31分にはDF遠藤がCKの折り返しを頭で詰めて2点目を奪い、後半に“らしさ“は見せた。

 ただ、前半に2失点してからエンジンがかかったのでは遅かった。特にこの日は試合の入りが悪く、ビルドアップではミスが起き、相手のハイプレスに苦しんだ。当然、前節から中2日のアウェー戦で疲労はある。それでも「難しい状況でどうやっていくかはこれまでなかったわけではない。それが全く表現できなかった」と、試合後に松橋監督は珍しく不満顔を見せた。

 やはり重要なのは先制点だ。この日はロングボールを放り込んでくる神戸に対し、最終ラインが下がったことで、警戒していたクロスから前半15分に先制点を与えた。今季は12試合中10試合で先制を許している。松橋監督は「先制点を取られるのに慣れてしまっている感じもある」と悪癖を嘆く。

 追加点を与えたのも大きく、オウンゴールを献上した遠藤は「自分のミスで苦しい状況になった。一つでも失点を減らしたい」と修正を誓う。藤原も「先に失点してしまう悪いところを本当にどこかで変えないと。次、見せたい」と強調。勝ち点3は堅守に懸かっている。(西巻 賢介)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください