1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

阪神5月快進撃のカギは“打線” 岡田監督「3、4点取れたらそら楽よ、毎試合、はっきり言うて」

スポニチアネックス / 2024年5月7日 5時17分

練習を見守る岡田監督(撮影・岸 良祐)

 阪神は6日の広島戦(甲子園)が天候不良のため中止となった。岡田彰布監督(66)は球団最多タイの月間19勝(5敗)と快進撃した昨年5月の再現へ向け、その鍵として「3、4点取れたら、そら楽よ、はっきり言うて」と、なかなか波に乗りきれない打線の奮起を挙げた。

 岡田監督が“進撃の5月”再現へ、打線の3得点以上奪取を鍵に挙げた。

 「3、4点取れたらそら楽よ、毎試合、はっきり言うて」

 開幕から打線は低空飛行が続き4月7日から18日にかけて10試合連続2得点以下など極度の貧打に苦しんだ。それでも安定感抜群の投手力がカバーし、その間を4勝4敗2分けの五分で乗り切った。とはいえ…打線が打つに越したことはない。

 指揮官の言葉通り、今季2得点以下は17試合で4勝9敗4分けの一方、3得点以上は14試合12勝2敗と勝率は格段の差。「そのくらい(3、4点)の計算できたらなあ。1点、2点なるからしんどなってくるんや」と「3点」が勝負の分かれ目と読む。

 昨年5月は球団最多に並ぶ月間19勝をマーク。18年ぶりのリーグ優勝を果たす上で大きな分岐点となったが、今季の再現には「そんないけへんわ、そんなん(笑い)。点とれへんのに」と苦笑い。裏を返せば打線さえ上向けば白星量産態勢に入ってもおかしくない。

 現在リーグ単独首位を走るも、最下位まで4ゲーム差以内と混戦模様。監督は独特の表現で“混セ”を表現した。「混戦て言うよりも“つぶし合い”やろ。どこも(カード)3連勝できひん。みんな2勝1敗、1勝2敗やから差が縮まらん」。その打開策こそが、打線の奮起に違いない。

 昨年は不動だった打線も現状は固定に至っていない。「(投手入れて)9人のうち3人1割台やもん。なかなかつながらんよ。(5月は)どれだけ点取れるかやろうなあ」

 その1点の差が、大きな違いを生む。2点から“3点打線”への変身が、連覇へ疾走する猛虎を加速させる。 (遠藤 礼)

≪6日の岡田監督語録≫

 ▼最近はこんな天気ばかり ほんまやなあ。予報悪いからな、きょう(6日)な。しょうがないよ。

 ▼登板過多のゲラには恵みの雨 まあ、でもそんなに。うまいこと間隔あいとるからな。投げている割には。おーん。

 ▼前日死球の森下は問題なく 全然大丈夫。

 ▼打線は固定したい いい流れやったら、そんな変えへんやん。やっぱ点取れへんのあるから。今年は全体的にピッチャーええよな、どこの球団もな。他のチームも負けてる展開でもな、結構、ストレートでも150(キロ)ぐらい投げてるピッチャーも出てくるもんな。なかなか勝ってても、7回以降にポンポンと点取れへんもんな。

 ▼飛ばないボールが話題になっている 俺、全然そう思わへんけどな。やっぱりピッチャーのボールの力があるんちゃうか。飛ばないボールはあんま分からへんわ。飛ぶボールはよう分かるけどな(笑い)。

 ▼芯を食えばボールは伸びている 飛ばないボールでこんだけホームラン打ったらすごいで。飛ぶボールで全然打てへんかったのに。

 ▼ノイジーと話していた (広島の)ハッチ知ってるか?言うとってん。“大学で対戦した”言うとったけどな。 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください