1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

阪神・村上 防御率0・88! 0点台再突入でセ・トップ堅持 7回2失点も自責0

スポニチアネックス / 2024年5月8日 5時17分

<神・広>6回、堂林を空振り三振に仕留めて雄叫びを上げる村上(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 阪神0―2広島(2024年5月7日 甲子園)

 村上は味方の失策にも心を乱さず、自分の投球を続けた。自責0の7回2失点。0点台に再突入した防御率0・88は、もちろん、リーグトップの座を守った。

 「(防御率は)低くなればいいと思うけど、今日は勝てなかった。チームに貢献するのが一番なので、勝てなかったということは貢献できていないということ。そこが反省です」

 初回無死二塁から中野の失策で窮地が広がり、1死一、三塁からの犠飛で先制点を献上。5回は中野の失策と投手の床田に粘られた末の右前打で2死一、二塁を背負い、前回被弾した秋山に左前適時打を浴びた。

 「カバーできなかったのが一番の反省点。中野さんには申し訳ない。点をあげてリズムが悪くなってしまった」

 ミスをした中野を思い、攻撃陣のゼロ行進も脇に置いて「反省」の言葉を何度も繰り返した。床田とは早くも今季3度目の投げ合い。「なかなか点が入らないのは分かっていた中で先制点を取られて、反省かなと思う」。先に2勝を取り、今回1勝を返された。昨季から数えて4度目の対決で黒星が付いたのは初めて。リーグ防御率ランキングですぐ下の2位にいるのが他でもない床田だ。目標に掲げる2年連続最優秀防御率の“ライバル”として今後も続く好勝負を予感させた。

 2点を追う6回先頭でも代打はなく、打席に立った。既に101球でも、岡田監督にとっては当然の判断。「あんなとこで代えられへんよ。誰も用意してないよ」。改めて期待と信頼の大きさを物語る続投策だった。結果的に7回116球で2敗目。「まだいける感じだったので、いくつもりだった。打席が回ったので」。敗れてなお、余力を感じさせる力投だった。(杉原 瑠夏)

 《2季連続の最優秀防御率なら2リーグ制以降球団初》村上(神)が7回2失点で2敗目。失点はいずれも失策が絡んだため自責点はつかず、防御率は4月9日広島戦終了時以来の0点台(0・90)となった。昨季は防御率1・75で初タイトル。球団で2季連続の最優秀防御率は1リーグ時代の1937年秋、38年春の西村幸生しかおらず、2リーグ制以降では初の快挙を目指す。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください