三浦瑠麗氏、共同親権について持論 自身の離婚については「子どもに自分で選択させました」
スポニチアネックス / 2024年5月8日 19時21分
国際政治学者の三浦瑠麗氏(43)が8日に自身のX(旧ツイッター)を更新。4月26日に離婚を発表したが、その判断については中学1年生の長女に「選択をさせました」と明かした。
三浦氏は「共同親権にしても、夫婦別姓にしても、大切な原則は政府がむやみに私的領域、たとえば家庭に立ち入らないこと。例外は、児童虐待や夫婦間での暴行など。ひどい配偶者がいる、あるいは親がいるという事実には別のスキームで対応し、法の原理原則をその事実によって決めてしまわないことが重要かと」と持論を投稿。
また「たとえば元妻が継続的に暴力を振るわれたケースで、相手との共同養育を拒否するのは理解できる。ただ、それをすべての離婚事例に当てはめようとするからおかしなことになる。浮気した夫だから父としての権利がなくなるわけでもないし、自分で出ていった妻だから母としての権利がなくなるわけでもない」とつづった。
さらに「また日本では『家』制度の残滓により、親権が拡大解釈されているきらいがあります。親権とは子が成人するまでの重要事項に関する決定権にすぎず、親と子の絆を意味するものではありません。婚外子に嫡出子と同等の相続権があり、親が離別しても相続が途切れない以上、苗字にも特段の意味はありません」とも。
自身が離婚を発表したケースについては「血縁は重要な絆です。子は両方の親族から愛を享けたいものです。夫婦の離別の際は、とりわけ子どもの意思を尊重すべきです。わたしは子どもに自分で選択をさせました。わたしは選択的夫婦別姓の導入を是認する立場ですが、姓より何より重要なのは、それぞれの家族のあり方に介入しないという原則です」としていた。
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