DeNA 連勝ストップ借金1に逆戻り 筒香3の0、「1番」復帰の度会は適時失策、石田健また“鬼門”

＜D・ヤ＞4回、見逃し三振に倒れ引き揚げる筒香（撮影・会津　智海）

　◇セ・リーグ　DeNA2ー6ヤクルト（2024年5月8日　横浜）

　DeNAはヤクルトに競り負け連勝がストップ。国内復帰2戦目となった筒香嘉智外野手（32）は無安打に終わり、ドラフト1位ルーキーの度会隆輝外野手（21）は適時失策を犯すなど攻守に精彩を欠いた。

　今季2度目先発の石田健は初回、先頭から4連打を浴びるなど、いきなり3点を失う。2回以降は立ち直り無安打に抑えたものの、5回3失点でマウンドを降り今季初黒星。ヤクルト戦は21年から5連敗中で先発に限れば18年から7連敗中（19年に救援で白星）と苦手にしていたが、この日も“鬼門”を抜けられなかった。

　打線は0ー3の2回に京田の右前適時打で1点を返し、3回には牧の適時二塁打で1点差に迫った。しかし6回に2番手・中川虎が押し出しで失点。なおも満塁のピンチでは「1番・右翼」でスタメン復帰した度会が平凡な飛球を捕球できず、痛恨の適時失策を犯した。

　

　国内復帰2戦目となった筒香は3打数無安打に終わるなど、その後も得点を奪えず。救援陣も点差を広げられるなど、投打に精彩を欠いたチームは連勝がストップ。再び借金1に逆戻りとなった。