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ヤクルト スローガン通り「ヤり返した」筒香封じで連敗ストップ 吉村“ベイキラー”通算3戦3勝

スポニチアネックス / 2024年5月9日 5時33分

<D・ヤ>3勝目を挙げた吉村(撮影・白鳥 佳樹)

 ◇セ・リーグ ヤクルト6―2DeNA(2024年5月8日 横浜)

 チームスローガン「ヤり返せ!」を体現した。6日に決勝の逆転3ランを打たれた筒香は、絶対に抑えなければいけない。ヤクルト先発の吉村は、細心の注意を払いつつ厳しく攻めた。

 「良い打者だと思うので注意を払って投げた。(2打席目は)三振を取れて良かった。攻める気持ちは変わらずに投げた」

 2回1死二塁の1打席目は四球となったが、決して勝負から逃げたわけではない。初球は150キロの直球で見逃し。その後はボールが4球続いたが、2球目の胸元への速球など、厳しいコースに投げ込んだ。4回先頭では内角にこの日の最速タイとなる151キロの直球で見逃し三振を奪った。キーマンを封じたことで、5回6安打2失点にまとめ今季3勝目。これで昨年の初登板から、DeNA戦は3戦3勝となった。

 マスク越しに6日の逆転弾を見届けた中村は、誰よりも雪辱に燃えていた。

 「おとといのことは忘れたかったですよ。子供にも“パパ、凄い負け方したね”って言われて。やり返すなら今日しかなかった」

 6回の3打席目は山本が内角低めのスライダーで空振り三振を奪い、8回は木沢が低めのカーブで遊ゴロに仕留めた。メリハリの利いた内外角への投げ分けが奏功し、3打数無安打。中村は「一発で仕留める能力は脅威」と認めた上で、「両コースに幅広く散らしながら攻めることができた」とうなずいた。

 高津監督も「おとといは痛い一発だったけど、よく頑張って抑えたなと思う」とバッテリー陣を称えた。打線も奮起して連敗は2でストップ。価値ある勝利となった。(重光 晋太郎)

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