【阪神】14安打15得点で大勝 岡田監督もニコニコ「1週間前が嘘みたい」
東スポWEB / 2024年4月20日 19時33分
これが猛虎打線の真骨頂や! 阪神は20日の中日戦(甲子園)に、15―2で大勝。逆転を許した直後、1―2で迎えた2回に打者一巡の猛攻で立浪竜を一気に突き放した。
先頭の6番・ノイジーが先陣を切る四球で出塁。7番・坂本、8番・木浪が連打で無死満塁とすると、9番・大竹の適時内野安打で試合を振り出しに戻した。さらに、1番・近本の中犠飛で逆転に成功し、流れに乗った虎のクリーンアップも大仕事をやってのけた。
一死満塁で3番・森下の左前適時打、4番・大山の左犠飛、さらには5番・佐藤輝の2点適時打も飛び出し、4点を追加。最後は二死一、二塁で、この回2度目の打席に立った坂本の三塁線のゴロを三塁手カリステが後逸し、ダメ押しの8点目を奪った。
さらに猛虎打線の勢いは止まらず、6回に前川の適時打で2点、7回には中野の適時打が飛び出すなど5点を奪取。先発安打を達成し、終わってみれば今季最多の14安打、15得点だった。これには岡田彰布監督(66)も思わず「なんて言ったらいいかな、1週間前が嘘みたいですね」と笑顔をはじけさせた。
18日の巨人戦まで10試合連続の2得点以下と打線がノリ切れていなかったが、2試合連続で大量得点を奪っての勝利。指揮官は「2試合前から、やっと2桁ヒットが出て吹っ切れたかと思ったんだけど。今日はもう四球も絡んで去年のいい時の得点パターンというか、攻撃ができましたね」とホクホク顔で振り返った。
先発・大竹も打線の大量援護をもらいながら、7回8安打2失点と粘投し、今季2勝目。引き分けを挟んで5連勝と絶好調の岡田阪神は、貯金を今季最多の2とした。
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