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【広島】新井監督掲げる「好球必打」が仇となった? 阪神・村上に2回以降は三塁すら踏めず

東スポWEB / 2024年5月1日 6時22分

新井貴浩監督

広島は30日の阪神戦に1―7で大敗を喫した。先発した床田寛樹投手(27)が6回までに四球から乱れて3点を失う逆転負けとなったが、頼みの赤ヘル打線からの援護は初回の秋山の先頭打者弾のみ。相手先発の村上に対しては散発7安打、112球で完投を許し、課題も浮き彫りとなった。

それは好投手をどう崩すか、という点だ。両投手の投げ合いは今季2度目。前回のマッチアップではともに7回を投げ、床田が1失点、村上は無失点でこの日は「対応力」で完全に差が表れた。

虎陣営は床田のツーシームとカットボールなどを粘り強く見極め、大山やノイジーらの中軸は6回までに3四球を選び、安打以外でも出塁して好機をつくって得点につなげた。一方のカープ側は初回に秋山と野間が直球を連打したものの、その後は配球をガラリと変えられ、2回以降は三塁すら踏めず。これで今季の対村上では2戦2敗、16イニングで1得点となり、攻略の糸口をつかめないままだ。

その一因とされるのは新井貴浩監督(47)が掲げる「好球必打」の方針だ。どの打者であっても、ストライクであれば初球からでも積極的に打ちにいくスタイルを推奨している。だが、相手が好投手であれば大量得点を挙げることが難しくなることも事実だろう。

積極性と四球を念頭に置いた出塁。相反する2つの対応力も磨いていかなければ、なかなか活路は開けそうにない。

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