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7月都知事選は東京15区補選の延長戦! 候補者数過去最多30人超でさらなるカオスへ…

東スポWEB / 2024年5月2日 11時8分

3期目を目指すとみられる小池百合子知事

戦火は江東区から東京全土に拡大だ。9人が立候補し、大乱打戦となった衆院東京15区補選が終わったのもつかの間、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)でも補選の構図が引き継がれることは確実視されている。30人以上の候補者の乱立により、カオスは避けられない状況となってきた。

来たる都知事選では小池百合子知事が3選を目指して立候補するとみられ、自民、公明党の相乗りが濃厚だ。対する野党は立憲民主党と共産党、市民団体が「都政を変えよう」と統一候補者の選定に動いている。15区補選では小池氏や国民民主党、自公の一部が乙武洋匡氏を推したのに対し、立憲の酒井菜摘氏を共産、社民、市民連合が支援し、勝利した。都知事選でも似た構図となる。

ほかの野党も15区同様に都知事選にも候補者を送り込む予定。日本維新の会は独自候補の擁立に意欲を見せ、独自路線を進む参政党も首長選には参戦が確実視されている。

「15区補選で存在感を見せた百田尚樹氏の日本保守党は事務総長の有本香氏の立候補がウワサされている。有本氏は街頭で連日、小池氏のEV補助金政策を痛烈に批判していた」(永田町関係者)

15区補選で無所属ながら2位に健闘した元格闘家の須藤元気前参院議員は次期衆院選への出馬意向を見せているが、周辺からは「都知事選に出るのもあり」とラブコールを送られている。須藤氏にはれいわ新選組の山本太郎代表が応援に入った。れいわは都知事選への対応を表明していないが、4年前には山本氏自らが立候補しており、両者がタッグ結成なら大きなサプライズとなる。

15区補選で、妨害騒動を起こしたつばさの党は根本良輔氏と黒川敦彦代表が都知事選への立候補を既に表明している。根本氏は「50人出てくれたら街宣車を100台出せる。100台が東京中を走り回って、小池百合子の悪事をバンバン2~3週やる。これをやりたい」と不敵な笑みを浮かべ、候補者を呼びかけている。

弁護士の福永活也氏を15区補選に急きょ擁立した立花孝志氏率いるNHKから国民を守る党も都知事選で「ポスター掲示場をジャックせよ」と最低でも20人の候補者擁立を表明。既に13人が出馬会見し、福永氏も立候補する予定だ。

注目度の高い都知事選は絶好のPRの場でもあり、当選度外視で前回は過去最多となる22人が立候補した。知名度を上げた維新の小野泰輔氏、ホリエモン新党の齊藤健一郎氏はその後に国政に進出した。今回の都知事選でも複数の大物インフルエンサーが出馬の準備を進めており、過去最多更新の候補者数となるのは必至。都内を所狭しと暴れ回ることになりそうだ。

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