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ダイハツ車が買えない今、何を買えばいいのか? 認証不正で考える「代わり」になる車種まとめ

東洋経済オンライン / 2024年1月12日 11時0分

このクルマの代わりになる車種は、スズキ「アルト」だ。ノーマルエンジンのWLTCモード燃費は25.2km/Lで、マイルドハイブリッドは軽自動車で最良の27.7km/Lに達する。

現行ミライースの発売が2017年であるのに対し、アルトは2021年と設計が新しく、さまざまな機能でミライースを上まわる。燃費性能に加えて安全装備も充実しており、衝突被害軽減ブレーキのほかに、サイド&カーテンエアバッグも、もっとも価格が安い106万4800円の「A」を含めて全車に標準装着する。

コペン/コペンGRスポーツの場合

「コペン」は、ホンダ「S660」の生産が終わった今、軽自動車で唯一の2シータースポーツカーで、電動開閉式ハードトップを持つことが特徴だ。

コペンはダイハツブランドで販売されるが、シャシー剛性をアップするブレースや専用サスペンション、BBS製鍛造アルミホイールなどで走りを強化した「コペンGRスポーツ」は、トヨタのGRブランドとなる。

ライバル車は不在のため“代わり”となるクルマはないが、コンパクトで軽量な2シーターのオープンスポーツカーという点では、マツダ「ロードスター」が該当する。

ただし、コペンが188万8700円~(コペンGRスポーツは238万2200円~)であるのに対し、ロードスターは289万8500円からと、価格も開きがある。このように考えると、コペンは超絶的に買い得なオープンスポーツカーで、ほかのクルマでは代用できない唯一無二の存在だ。販売の再開を待っているユーザーも多い。

トール/ルーミー/ジャスティの場合

トール/ルーミー/ジャスティは背の高いコンパクトカーで、全長は3700mm(標準ボディ)に収まる5ナンバーサイズだが、全高は1735mmに達する。

タントのような軽自動車のスーパーハイトワゴンを小型車に拡大したようなクルマで、視界の良い小さなボディによる運転のしやすさと、広い室内を両立させたことが特徴だ。トールがダイハツ、ルーミーがトヨタ、ジャスティがスバルでそれぞれ販売される。

その代わりになる車種は、スズキ「ソリオ」だ。ボディサイズと外観は似ているが、動力性能、走行安定性、乗り心地、静粛性、後席の座り心地など、さまざまな機能においてソリオが勝っている。それは、製品の開発期間に関係があると考えられる。

2014年には初代ハスラーが大ヒットし、スズキとダイハツの販売合戦が激化。新車販売の41%が軽自動車になり、軽自動車を持たないトヨタは、軽自動車の拡大を食い止める小型車が必要になった。

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