ダイハツ車が買えない今、何を買えばいいのか? 認証不正で考える「代わり」になる車種まとめ
東洋経済オンライン / 2024年1月12日 11時0分
スペーシアは、マイルドハイブリッドの採用もあってWLTCモード燃費が優れ、ターボを装着しない2WDでは23.9~25.1km/Lに達する。
売れ筋グレードの後席に備わる「マルチユースフラップ」は、スペーシアの売りの1つだ。オットマンとして使えるだけでなく、フラップを反転させると後席に置いた荷物が転がり落ちないようにする機能を持つ。助手席の前側には、コンビニ弁当などを置ける大きなトレイも備わり、収納設備も豊富だ。
ムーヴキャンバスの場合
「ムーヴキャンバス」は、全高を1655mm(2WD)に抑えながら、後席側にスライドドアを装着したことが特徴のハイトワゴンだ。「ムーヴ」はすでに生産を終えており、ムーヴと名のつくクルマは今、このムーヴキャンバスのみになる。
フロントマスクが柔和なデザインで、ストライプスカラーのポップな外装色も個性的だ。「スライドドアはほしいが、タントほど背の高いボディはいらない」と考えるユーザーの間でも人気を高めている。
ムーヴキャンバスの代わりになる車種はスズキ「ワゴンRスマイル」だ。
全高を1700mm以下に抑えたボディに、スライドドアを装着する真っ向勝負のライバルである。シートアレンジは「ワゴンR」と同様で、後席の背もたれを前側に倒すと座面も連動して下がり、荷室をフラットにすることができる。しかも、これらのシートアレンジは、すべて左右独立式だ。
タフトの場合
タフトは、内外装をSUV風にデザインした軽自動車だ。全高は1630mmで、最低地上高も190mmと余裕がある。後席は荷室と割り切り、シートアレンジは単純だ。車内側に装着されたドアハンドルも、売れ筋グレードの前席はメッキされるが、後席は素材色のままだ。
タフトの代わりになる車種は、言わずと知れたスズキ「ハスラー」である。
外観は似ているが、後席にはスライド機能が備わり、足元空間を広げられる。背もたれを前に倒すと座面も連動して下がり、平らな荷室になるのも特徴だ。
ワゴンRスマイルと同様、これらのシートアレンジはすべて左右独立式だから、後席と荷室の使い勝手はタントやスペーシアに匹敵する。
ミライース/プレオプラス/ピクシスエポックの場合
「ミライース」は、低燃費と低価格に重点を置いた軽自動車で、2WDの車両重量は650~670kgと軽く、WLTCモード燃費は25km/Lだ。「プレオプラス」はスバル向け、「ピクシスエポック」はトヨタ向けのOEM姉妹車となる。
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