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「慶応行きたくて断食」戦後支えた偉人の仰天行動 著名な3人の実業家たちのヤバイ勉強法を紹介

東洋経済オンライン / 2024年4月6日 15時0分

「メリヤスか……」

メリヤスとは、手袋、靴下、肌着などに使う、柔らかくて伸び縮みする織物のこと。百福は22才で独立して、メリヤスの会社を立ち上げます。すると、徹底的な事前のリサーチが実を結んで、メリヤスは飛ぶように売れました。

経営は順風満帆でしたが、戦争の勃発で状況が一転し、商売は立ち行かなくなります。敗戦後は、荒れ地で呆然とする生活を送るなか、ラーメンの屋台に並ぶ人々の姿に、百福は目を奪われます。

「一杯のラーメンのために、人々はこんなにも努力をするものなのか」

そんな経験から、百福は紆余曲折を経て、ラーメンの開発に携わるようになります。自身に課したハードルは5つです。

「おいしいこと」

「安全であること」

「簡単に調理できること」

「価格が安いこと」

「常温で長期間保存できること」

百福は中古の製めん機を購入して、さまざまな調合を試み、ラーメンの開発に没頭。試行錯誤した結果、48才のときにインスタントラーメンを世に送り出し、大ヒットを飛ばすことになりました。

【名言】「素人だから飛躍できる」

自分にあった学びを見つける偉人たち

本稿では、実業家の3人に登場してもらいましたが、このように偉人たちは、自分に合ったやり方を見つけ、工夫しながら、自分の知りたいこと、興味あることを思いっきり学びました。本を読むなどして「独学」を極めた人や、自分で師匠を見つけて教えてもらった人もいます。

『ヤバすぎる!偉人の勉強やり方図鑑』では、好奇心旺盛すぎる偉人たちの勉強のやり方を100人分集めました。自分が知りたいこと、やってみたいことを身につけるため、自分の目標を達成したり、夢を叶えたりするために、この本を役立ててもらえればと思います。

真山 知幸:著述家

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