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西日本の太平洋側で激しい雨 午後にかけて雨の範囲は拡大

ウェザーニュース / 2024年5月6日 10時50分

ウェザーニュース

GW最終日の今日6日(月)・振替休日は前線の影響で西日本や北日本で雨が降っています。西日本の太平洋側では雨雲が発達していて、激しい雨に警戒が必要です。

南から湿った空気が流れ込み雨雲が発達

朝鮮半島の北にある低気圧から伸びる前線の影響で、連休最終日は全国的に曇りや雨のすっきりしない天気になっています。

南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で九州南部から四国にかけて雨雲が発達している状況です。10時30分までの1時間には鹿児島県志布志市で21.0mm、宮崎県都城市では24.0mmの強い雨を観測しました。

温暖前線が近づいている北海道も雨の所が多いものの、強く降っている所はほとんどありません。

西日本太平洋側は総雨量が増加

前線に伴う雨雲はゆっくりと東に移動していくため、午後は雨の範囲が広がります。東日本や東北でも次第に雨が降りやすくなる見込みです。

西日本の太平洋側は雨雲の発達しやすい状況が続き、九州南部や四国では局地的に1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降る可能性があります。前線の動きが遅いため強雨の時間が長く続き、総雨量が多くなり、多い所では200mm近くに達する見通しです。

道路冠水や土砂災害、河川増水などの危険性が高まりますので警戒が必要です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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