ベシーノが豪快ミドル弾、ラツィオが独走ナポリの連勝を8でストップ《セリエA》

写真：Getty Images

セリエA第25節、ナポリvsラツィオが3日に行われ、0-1でラツィオが勝利した。

前節エンポリ戦を退場者を出しながらもオシムヘンの8戦連発弾などで8連勝とした首位ナポリ(勝ち点65)は、出場停止のマリオ・ルイに代わってオリベラを起用した以外、ベストメンバーで臨んだ。

一方、サンプドリアに競り勝ったラツィオ(勝ち点45)は、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位に浮上。そのラツィオはインモービレ、フェリペ・アンデルソン、ザッカーニの3トップで挑んだ。

開始5分、ラツィオに決定機。FKからベシーノのバックヘッドが枠を捉えたが、ゴールライン上でのディ・ロレンツォの好クリアに阻まれた。

その後はナポリが押し込む流れが続き、26分にはアンギサのミドルシュートでゴールに迫った。しかし、前半半ば以降もナポリが押し込む流れが続いたものの、好機を生み出すには至らずゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半もナポリが圧力をかける展開で推移した中、58分にはジエリンスキのミドルシュートでゴールに迫るも、67分にラツィオがワンチャンスで先制する。

ルーズボールに反応したボックス手前左のベシーノが右足ボレーで一閃。強烈なシュートがゴール左に突き刺さった。

ファインゴールで試合を動かされたナポリは79分に同点のビッグチャンス。ショートコーナーの流れからオシムヘンがヘッド。バーに直撃したルーズボールをキム・ミンジェが頭で押し込みにかかるも、GKプロペデルのファインセーブに阻まれた。

追加タイムにはミリンコビッチ＝サビッチの直接FKがバーに直撃したラツィオがウノゼロ勝利。ナポリの連勝を8で止めている。