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南野拓実が芸術弾で今季9点目! 1G1A含む全ゴールに絡む活躍でモナコの2位キープに貢献【リーグ・アン】

超ワールドサッカー / 2024年5月5日 1時59分

リーグ・アン第32節、モナコvsクレルモンが4日にスタッド・ルイ・ドゥで行われ、ホームのモナコが4-1で快勝した。なお、モナコのFW南野拓実は90分までプレーした。

前節、リヨンに敗れて連勝が「4」でストップしたモナコは、2位死守に向けて最下位のクレルモン相手にバウンスバックの白星を狙った。南野はこの試合で[4-4-2]の左サイドハーフでスタメンを飾った。

逆転残留へ勝ち点3がほしいクレルモンがよりアグレッシブな入りを見せたことで、立ち上がりはなかなかリズムを掴み切れないモナコ。しかし、10分を過ぎた辺りから押し込む展開に持ち込むと、頼れる日本人エースが魅せる。

16分、相手陣に持ち運んだシンゴがボックス内に差し込んだ縦パスがDFに撥ね返されると、ペナルティアーク左で足元に収めた南野が右足のコントロールシュートを狙うと、美しい軌道を描いたシュートがゴール右上隅の完璧なコースに決まった。

南野の圧巻の今季9点目でリードを手にしたモナコは畳みかける攻めで2点目を狙う。20分にはボックス内での混戦からベン・イェデルのクロスバー直撃の反転シュート。その直後には南野が鋭いミドルシュートを放つが、これはDFに触られて枠を捉え切れない。

以降も危なげなく試合を進めていたモナコだったが、一瞬の隙を突かれて追いつかれる。34分、中盤でのボールロストからカウンターを浴びると、右サイドのヴァージニアスからの折り返しをゴール前でフリーのモハメド・チャムにワンタッチで流し込まれた。

それでも、すぐさま反撃に転じたホームチームは37分、フォファナからの縦パスをペナルティアーク付近でベン・イェデル、南野、ベン・イェデルとダイレクトで繋ぎ、ボックス右に走り込むエンボロに渡ると、スイス代表FWが冷静に右足シュートを突き刺し、待望の今季初ゴールとした。

前半のうちに勝ち越したモナコは2点に絡むなど絶好調の南野が躍動。攻撃の起点としてボールを散らしつつ、ボックス付近で左足、右足と枠内にシュートを飛ばすが、ここは相手GKの好守もあってこの試合2点目には至らず。

後半も優勢に試合を進めるモナコは早い時間帯に3点目を奪う。57分、カウンターからカマラ、南野と繋いで南野のラストパスがDFペルマールの足と手に当たってゴール前にこぼれると、これに抜け目なく反応したベン・イェデルが冷静にゴールネットへ流し込んだ。

その後は互いに選手交代を使いながら流れに変化を加えていくが、モナコペースは変わらず。その中で南野は攻守両面で質の高いプレーを披露。87分にはボックス内でベン・イェデルのプレゼントパスを仕留め切れなかったが、直後にはカウンターシチュエーションでベン・イェデルに絶妙なラストパスを送ると、これをベテランストライカーが冷静にゴール左へ流し込み、今季6アシスト目を記録した。

後半終盤に全ゴールに関与した南野がお役御免となったモナコは、そのまま4-1で試合をクローズ。最下位相手の完勝で2位の座をがっちりとキープした。


【動画】狙い澄ました南野拓実のスーパーミドル!


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