アイティフォー、ブロックチェーンを活用した電子終活ノートの検証作業を開始
週刊BCN+ / 2024年1月24日 16時34分
記事の画像
アイティフォーは1月22日から、chaintopeと共同でブロックチェーンを活用した電子終活ノートの検証作業を開始した。 今回の検証作業は、熊本県の「令和5年度Web3等先端技術を活用したDX実証事業委託業務」に係る公募型企画コンペで23年5月に採択された終活サービス「デジタル金庫」の提案に基づくもの。九州フィナンシャルグループ、肥後銀行など8団体128人の協力を得て、スマートフォンアプリの利用を通じた検証を実施する。
電子終活ノートは、デジタル金庫を用いた同実証事業向けの専用サービス。「貸金庫」と「終活ノート」を組み合わせたサービスで、ブロックチェーン技術を活用して情報を安全に保管できるようにする。
電子終活ノートを使用する人は、遺される人に伝えたい情報を記録する「記録者」と、その情報を受け取る「受取人」に分かれる。また、記録者が登録する情報には「伝えたいこと」と「遺したいこと」の2種類があり、これらはいつでも登録・編集することができる。
検証作業では、参加者のスマートフォンに「電子終活ノート」アプリをインストールし、逝去時などの模擬シナリオに沿って動作させる。一連の動作によって、終活ノートのペーパーレス化、記録された情報の確実な伝達、ブロックチェーン技術による記録された情報の改ざん検知などについて検証する。
また、検証の各工程終了時点でアンケートを実施する。アプリ利用者としての評価はもとより、参加者それぞれの観点(金融機関・自治体・民間企業)からの意見も募る。検証完了後には全体統括としてWeb3・DXを意識したアンケートを行い、ブロックチェーンの一般への浸透状況についても調査・分析する予定。
検証作業の参加団体は、熊本県、九州フィナンシャルグループ、肥後銀行、九州デジタルソリューションズ、アイ・シー・アール(熊本業務センター)、アイティフォー、chaintope、リ・パブリック。実施期間は1月22日から2月19日まで。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
アイティフォーが電子終活ノートの検証作業を終了、ブロックチェーンの有効性を確認
週刊BCN+ / 2024年5月1日 16時19分
-
ブロックチェーンを活用した電子終活ノートの検証結果について
PR TIMES / 2024年4月30日 13時15分
-
オプト、肥後銀行と熊本日日新聞社が連携して実証実験を行う「地域のロス解消事業」プラットフォームの開発を支援
PR TIMES / 2024年4月25日 14時15分
-
大切な人に想いを遺して旅立ちたい…!みんなのラストメッセージを覗いてみた
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2024年4月15日 10時0分
-
SettleMint、川崎重工業株式会社とブロックチェーンを活用した実証実験(POC)を無事完了
PR TIMES / 2024年4月12日 15時15分
ランキング
-
1結局、店員が常駐……日本の「もったいないセルフレジ」【小売りヒット記事3選】
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月5日 9時0分
-
2相鉄線「屈指の閑散駅」ついに一新へ! 大幅イメチェン&新改札も 完成時期は?
乗りものニュース / 2024年5月4日 8時42分
-
3日本の名目GDP、2025年にインドに抜かれ世界5位へ…円安でドル換算が目減り
読売新聞 / 2024年5月5日 18時59分
-
4コスパの高さが異常…スズキの新型軽「スペーシア」が、「これで153万円は安すぎる」と絶賛されている理由
プレジデントオンライン / 2024年5月5日 11時15分
-
5【お得で安心】メーカー“公式中古品”の魅力 家電や服、ピアノも『every.気になる!』
日テレNEWS NNN / 2024年5月4日 9時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください