「YOUNG POSSE」や「KISS OF LIFE」「RIIZE」、90年～200年代の感性を取り込む曲が続く

一方、既存曲で一部区間だけを引っ張ってきたサンプリング技法を活用して誕生した新曲も、正統リメイク方式で作られたプロジェクト音源たちも変わらず脚光を浴びている。

代表的なサンプリング基盤人気曲では、MelOnなど主要チャート上位圏に留まっているボーイズグループ「RIIZE」の「Love 119」とプロデュースチーム「GroovyRoom」の「Yes or No」を選ぶ。

「RIIZE」の「Love 119」はバンド「izi」の2005年曲「救急室」をガールズグループ「LE SSERAFIＭ」メンバーのフィーチャリングアーティストとして参加した「GroovyRoom」の「Yes or No」は、ガールズグループ「Brown Eyed Girls」の2008年発表曲「Love」をサンプリングし作られた曲だ。2曲全て原曲のキリングポイントを活用し、原曲と全く違う色を出したという点が人気のポイントだ。

「Yes or No」の場合、原曲「Love」作詞を担った作詞家キム・イナが今一度作業に参加し、新しい歌詞を書いたという点もまた注目を集めている。