えっ！「涙の女王」キム・ジウォンが女優賞候補外れる　韓国・百想芸術大賞　キム・スヒョンは男優賞候補

よろず～ニュース / 2024年4月9日 8時10分

涙の女王_サムネイル

　〝韓国のゴールデングローブ賞〟と呼ばれる、総合芸術賞授賞式「百想（ペクサン）芸術大賞」の事務局が8日、第60回のホームページをオープンし、候補者と候補作品を公開した。

　今回の授賞の対象となる作品は、2023年4月1日から2024年3月31日までに地上波、総合編成、ケーブル、OTT（動画配信サービス）、ウェブコンテンツで提供されたコンテンツ（最低4部作以上、連作の場合、審査日時点での基準3分の1以上放送されている作品）、韓国で公開された韓国長編映画と舞台が対象だ。

　候補選定は、業界専門評価委員60人の事前アンケートと、テレビ・映画・舞台を代表する専門家集団の推薦で委託された「部門別審査委員」が厳正な審査を経て、候補者を決定する。

　テレビ部門は、多チャンネル化やプラットフォームが増え、作品数や候補者数が増加。また2023年からは、クリエーターを含むウェブコンテンツにまで審査範囲が拡大し、芸能作品賞と男女芸能部門の候補は、激しい戦いが予想される。

　そして毎年熱い関心を集めるのは、最優秀演技賞だ。まず男性部門で候補に挙がったのは「涙の女王」キム・スヒョン、「恋人」ナムグン・ミン、「ムービング」リュ・スンリョン、「運の悪い日」ユ・ヨンソク、「少年時代」イム・シワンの5人。誰が獲っても納得なだけに、栄冠の行方が気になるところ。

　一方の女性部門には「良くも、悪くも、だって母親」ラ・ミラン、「恋人」アン・ウンジン、「医師チャ・ジョンスク」オム・ジョンファ、「夜に咲く花」イ・ハニ、「庭のある家」イム・ジヨンの5人が候補に。男性部門同様、手練れの俳優陣勢ぞろいとなったが、現在放送中の人気ドラマ「涙の女王」でキム・スヒョンとともに名演が光るキム・ジウォンが意外にも候補外となり、韓ドラファンは「キム・ジウォンがノミネートされてないのはあり得ない」「数秒のシーンでも、彼女の演技力のすごさがわかるのにどうして？」「候補者ミスだと言ってほしい」などと驚かせている。

　「第60回百想芸術大賞」は5月7日午後5時より、ソウル江南（カンナム）区COEXで開催予定だ。

【以下ドラマ・映画候補作・候補者】

＜ドラマ作品賞部門候補＞
「良くも、悪くも、だって母親」
「ムービング」
「悪鬼」
「恋人」
「今日もあなたに太陽を～精神科ナースのダイアリー」

＜助演男優賞候補＞
「The Bequeathed（原題）」リュ・ギョンス
「マスクガール」アン・ジェホン
「私の夫と結婚して」イ・イギョン
「殺人者のパラドックス」イ・ヒジュン
「高麗契丹（コライキッタン）戦争」チ・スンヒョン

＜助演女優賞候補＞
「良くも、悪くも、だって母親」カン・マルグム
「サムダルリへようこそ」シン・ドンミ
「マスクガール」ヨム・ヘラン
「運の悪い日」イ・ジョンウン
「ヒップタッチの女王」チュ・ミンギョン

＜男性新人演技賞候補＞
「殺人者のパラドックス」キム・ヨハン
「少年時代」イ・シウ
「最悪の悪」イ・シンギ
「ムービング」イ・ジョンハ
「夜に咲く花」イ・ジョンウォン

＜女性新人演技賞候補＞
「ムービング」コ・ユンジョン
「最悪の悪」キム・ヒョンソ
「誘拐の日」ユナ
「今日もあなたに太陽を～精神科ナースのダイアリー」イ・イダム
「マスクガール」イ・ハンビョル

＜映画作品賞候補＞
「クモの巣」
「露梁（ノリャン）：死の海」
「ソウルの春」
「コンクリート・ユートピア」
「破墓（パミョ）」

＜最優秀演技賞男性部門候補＞
「露梁：死の海」キム・ユンソク
「コンクリート・ユートピア」イ・ビョンホン
「ソウルの春」チョン・ウソン
「ソウルの春」ファン・ジョンミン
「破墓」チェ・ミンシク

＜最優秀演技賞女性部門候補＞
「破墓」キム・ゴウン
「市民ドクヒ」ラ・ミラン
「密輸」ヨム・ジョンア
「キリング・ロマンス」イ・ハニ
「Sleep」チョン・ユミ

＜助演男優賞候補＞
「密輸」キム・ジョンス
「密輸」パク・ジョンミン
「ピクニック」パク・グンヒョン
「ファラン」ソン・ジュンギ
「破墓」ユ・ヘジン

＜助演女優賞候補＞
「コンクリート・ユートピア」キム・ソンヨン
「宇宙+人 2部」ヨム・ジョンア
「市民ドクヒ」ヨム・ヘラン
「ロ・ギワン」イ・サンヒ
「クモの巣」チョン・スジョン（クリスタル）