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【海外発!Breaking News】ホームレス男性に心無い行為をした少女3人組に非難の嵐(英)

TechinsightJapan 2018年1月11日 5時0分

イギリスは慈善行為に手厚い国として知られているが、もちろん人によりその反応は様々だ。このほどホームレス男性に心無い行為を働いた10代少女3人組の姿を目撃した女性が、自身のFacebookに投稿すると瞬く間に拡散した。それを知った3人組の1人が反論に出たが、目撃者やユーザーらは激しい非難の声を浴びせている。英メディア『The Sun』『Metro』『Mirror』などが伝えた。

ある夜、ロンドン東部ウーリッジにあるチキン料理のチェーンレストラン「Nando’s(ナンドス)」で食事をしていた霊能力者のサリー・カドモアさん(46歳)は、我が目を疑う光景を目にし衝撃を受けた。現在は削除されているサリーさんのFacebookへの投稿によると、16か17歳と思われる騒々しい3人の少女がホームレスらしき男性を連れ立って店内にやってきて「夕食を奢ってあげる」と言ったそうだ。男性に席につくよう促した3人はカウンターへ向かい、スタッフと言葉を交わした後タバコを吸いにレストランの外に出た。

その後、ホームレスの男性が「何を注文したのか」と3人に尋ねるも、少女らは馬鹿にしたような笑い声を発していただけだったという。店内の客のほとんどが、この騒々しい3人に気を取られ見ていたようだ。少女らはそれぞれスマホを手にしてフラッシュを焚いた状態でホームレス男性の動画を撮影していたからだ。不審に思ったホームレスの男性がカウンターへ行くと、スタッフから「3人は注文などしていない」と聞かされ、不快感を露わにした。しかし男性はスタッフに謝罪し、レストランを出た。

期待していた食事にありつくことができなかったホームレスを見た3人組は笑いながら撮影を続け、男性の後ろをしつこくついて歩いたようだ。その一部始終を見ていたサリーさんは激怒し、Facebookにこのように綴った。

「3人には食事を奢ってあげるという意図など最初から無かったのよ。しつこく後をついて嘲り、ホームレス男性を恐怖に陥れていたわ。まったくもって最低の行為。3人は自分たちのした行為にさぞ満足していることでしょうね。男性が本当に気の毒だったわ。」

その後、男性に食事をご馳走したというサリーさんの投稿は拡散し、地元のアカウントにもシェアされた。すると少女らの名前を公表する者も現れ、少女への脅迫めいたコメントも数多く見受けられた。さらに複数の英メディアでも取り上げられたため、サリーさんは自分の投稿を削除している。

しかしそれだけでは終わらなかった。3人組のひとりである17歳の少女がサリーさんとメディアに反論し、このように語ったのだ。

「友人らとマクドナルドを出たら、ホームレスの男が近づいて来て『タバコを持ってるか』と聞かれたの。私はタバコを吸わないから代わりに飲み物を買ってあげたけど。でも男はもう1杯欲しがったので、私たちは無視したわ。すると友人の1人に卑猥な言葉を投げかけてきたので、男を追い払うためにNando’sに入って店のスタッフに『ホームレスの男がウザいから注文するふりをさせて』と言うとスタッフは分かってくれた。友人がタバコを吸っていたから私も店の外に出て、3人でその場を立ち去ろうとしたらホームレスの男が出て来て、私たちを『嘘つき!』と言って叫び出した。男は友人の1人に掴みかかってきたので、友人は自己防衛で男を突き飛ばしたわけ。男が不適切な言葉を投げかけてこなければ、食事を奢ってあげたのに。」

この反論にサリーさんと目撃者らは納得せず、3人の少女はホームレス男性を完全に冷やかしていたと主張している。

「私たちが目撃したのはそんな光景じゃない。3人はホームレス男性をからかって撮影していただけじゃないの。彼は凍える寒さの中で座っていたのよ。あなたたちに食べ物を与えてほしくて頼んできたんじゃない。あなたたちの行為は恥ずべき卑劣なものよ。自分たちの行いは巡り巡っていつか自分に帰って来るわ。」

サリーさん以外にこの光景を目撃していた人たちも「正当化して弁解するのは止めろよ。一部始終を見ていたけど、君たちの1人は男性に何かを投げつけていたじゃないか」「あなたたち、ずっと男性を追いかけ続けていたでしょう。男性は逃げようと駅のほうに去って行ったわ。本当に彼が気の毒よ」と非難し、Facebookのコメントにも「もし自分の娘がこんなことしたら、親として子育て失格だと自分を恥ずかしく思うわ」「この3人の親はいったいどういう教育をしているわけ」といった声があがった。

すると少女の姉という人物が「私の親は妹の行動とはなんの関係もない。妹は17歳なんだから自分の意思で行動している」と“大きなお世話だ”といわんばかりの反撃に出た。さらにサリーさんの更新されたFacebookアカウントによると、少女のおばや少女の家族の知り合いとみられる人物からもサリーさんに脅迫めいたメッセージを送っており、ますます非難の声が高まった。サリーさんは後日、Facebookで「嫌がらせにはもううんざり! 私は何も悪いことはしていない。これからも人としてなっていない行為を見たら投稿するわ!」と綴っており、怒りを露わにしている。

このニュースを知った人からは「名前と顔を公にすればいい」「最低な連中だ」「悪いことを理解できる年齢でしている行為だろ。それを弁護する家族も家族だよ。恥を知れ」「他人が苦しんでいる姿を撮影することのなにが面白いんだ」「いつかあんたたち3人もホームレスにならなきゃいいけどね」「しっぺ返しは絶対に来るぞ」「3人がどういうふうに育って来たかが一目瞭然だわ」といった声が寄せられている。

画像は『The Sun 2018年1月4日付「NOT PERI NICE Teenagers ‘take homeless man to Nando’s for a meal but run off laughing leaving him with no food’」(IMAGE: SALLY CUDMORE / FACEBOOK)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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