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【海外発!Breaking News】体重317キロ超、オムツで母に8年介護されていた33歳男性 臓器不全で死亡(英)

TechinsightJapan / 2024年5月6日 20時56分

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イギリスで最も体重が重いことで知られていたジェイソン・ホルトンさん(Jason Holton、33)が先月27日、サリー州の病院で亡くなったことが明らかになった。34歳の誕生日を1週間後に控えての悲劇だった。英ニュースメディア『The Sun』などが伝えた。

英南東部サリー州出身で体重317キロ超(50ストーン)と肥満で苦しんでいたジェイソン・ホルトンさんが先月、体調不良を訴え、駆けつけた消防隊員6人によってロイヤル・サリー州病院に搬送された。

ジェイソンさんには当時、透析治療と点滴が施されたものの、腎臓が機能していない状態で、医師は本人と母レイサさん(Leisa、55)の前で「このままだと臓器不全で、1週間以内に死亡する」と告げたという。

ジェイソンさんと一緒に暮らして介護を続けてきたレイサさんは、当時のことをこのように振り返った。

「実はあの子はこれまで、8度くらい命の危機があってね。そのたびに救われてきたの。だから今回も『医師が救ってくれる』と思っていて、息子は酷く動揺していたわ。そうして容体は徐々に悪化し、先月27日に逝ってしまったのよ。」

ジェイソンさんの体重が増え始めたのは10代の頃で、学校でいじめを受け、母の陰に隠れて過食をすることで心の平静を保っていたという。また3歳の時に父が亡くなり、母に甘やかされて育ったことも影響したようで、13歳でファストフードとタバコを始め、16歳の時にはメンタルヘルスの問題を抱えていたそうだ。また10代後半になるとテイクアウトの食事にはまり、20代後半には一日の摂取カロリーが1万を超える食事をするようになっていた。

そんなジェイソンさんが「イギリスで最も体重が重い人物」として知られるようになったのは、25歳だった2015年6月のことで、体重412キロ超(65ストーン)のカール・トンプソンさん(Carl Thompson)が死亡したことがきっかけだった。さらに2020年には、肥満による命の危険を感じて救急車を要請し、アパート3階の窓からクレーンで吊り上げて救出されて話題となった。

ジェイソンさんは少なくとも8年間は外出することがなかったそうで、肥満者用に補強された市営のアパートの一室でオムツをつけて食事をし、音楽を聴く、テレビを見る、ゲームをする、タバコを吸うといった生活を続けてきた。歩くことはできず、心臓を拍動させ血圧を安定させるための薬が必要で、股間や脚にできたリンパ浮腫に苦しみ、レイサさんの介護を頼りに生きてきた。

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