Infoseek 楽天

【エンタがビタミン♪】さんま“明石家学校出身”中川家にムチャ振り 礼二が「地獄のノック」に応える

TechinsightJapan 2020年11月16日 11時25分

2001年に『M-1グランプリ』初代チャンピオンとなった兄弟お笑いコンビ・中川家(剛、礼二)は、NSC大阪校11期生のなかで出世頭と言えるだろう。その中川家が11月13日放送の『アナザースカイII』(日本テレビ系)に出演したところ、憧れの大先輩・明石家さんまが思わぬ形で登場。礼二と絶妙な掛け合いを繰り広げて視聴者の反響を呼んだ。

『アナザースカイII』でMCを務めるNSC大阪校4期生の今田耕司がオープニングトークで中川家を「小中高と付属の明石家学校を出てますからね」とたとえたように、明石家さんまとの縁は深い。

中川家はさんまの冠番組『痛快!明石家電視台』(MBS)に2001年からレギュラー出演しており、『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)でも向上委員会メンバーとして共演してきた。

兄の剛は、バラエティ番組で度々さんまのことを書きとめた手書きの「さんまメモ」に触れている。昨年7月1日に『痛快!明石家電視台』で放送した「明石家さんま誕生日企画!剛のさんまメモ大公開SP」ではそのメモについて、小学校の頃からさんまを見ているのに謎が多く「細かく記録してると、わかるんじゃないか?」と思い立って書き始めたことを話していた。

今回の『アナザースカイII』では、地元大阪の思い出の地をロケした中川家。子どもの頃には、なんばグランド花月でさんまをはじめお笑い芸人たちのステージを観るのが唯一の楽しみだったという。

そのなんばグランド花月を訪れた中川家が客席に座り、スクリーンに映し出された若かりしさんまの漫談を見た後に、当のさんまがVTR映像でサプライズ登場した。



VTRで中川家について「われわれの舞台を見て野次ったり、邪魔したりしていた少年だったとは聞いている」と話していたさんまが、「なんば花月の頃は楽屋によく素人さんが出入りされていた」と話題を変えると、「一番世話になったのが東大阪のネジ工場の社長でイワモトさん。今日はイワモトさんが来ています」と言い出すではないか。

中川家の礼二は「東大阪のネジ工場のイワモトさん」のように大阪の町にいそうなキャラクターをものまねするのが得意なことで知られる。さんまにスクリーンの向こうからムチャ振りされた礼二は「こっここで!?」と一瞬驚いたものの、「さんまちゃん、急に言われてびっくりするやん」とすぐにものまねで応えた。

するとさんまはそれを見ているかのように、VTR映像とは思えぬ見事な間で「それそれ!」と嬉しそうに返して掛け合い漫才を繰り広げたのである。他にも礼二は「新世界の歯の抜けたおっさん」、「回覧板を持ってきた奥さん」などさんまのムチャ振りにものまねで返して見せた。



スタジオで礼二とさんまの掛け合いを見た今田耕司が「こんな遠隔操作で!」と感心すれば、女性MCの広瀬アリスに至っては素で大ウケしており、一方で礼二は改めてさんまのムチャ振りを見ると「何この地獄のノック」とボヤいていた。

視聴者からはTwitter上で「中川家の礼ニさんとさんまさんの掛け合いがそれはもう最高だったんよ…誰か見た人いない? この感動を分かち合いたい」、「ほんま、どっちもプロ過ぎて、シビれたわ めちゃめちゃ、カッコいい! 大好きやわぁ」などの反響があった。

ちなみにロケ中、中川家がNSC時代に通った居酒屋を訪ねた時のことだ。NSC大阪校の歴史を見てきたご主人は中川家と話しながら「なんか青春やったよな。(酒を飲んで)泣いてたもんなみんな。熱い男たちの集いやったよな」と振り返って、「今(の若手)は誰も泣いてないぞ」と笑いを誘いつつ「11期生はちょっと異質やった」という。



またNSC11期生で現在は放送作家として活躍する野々村友紀子は、中川家と再会して「中川家が一番衝撃をウケた。初めて漫才見た時に、こんな人おるんやって」「間のため方とかダントツやった」と当時を思い出していた。

画像2、4、5枚目は『公式_ANOTHER SKY 2020年11月12日付Instagram「明日の「アナザースカイII」は、漫才コンビの中川家さんが登場!」、2020年11月11日付Instagram「今週の「アナザースカイII」は、漫才コンビの中川家さんが登場!」、2020年11月13日付Instagram「本日、23時からの「アナザースカイII」は、漫才コンビの中川家さんが登場!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

この記事の関連ニュース