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M―1審査員就任も納得!“日本一の女性漫才師”海原やすよともこの凄さとは?

東スポWEB / 2024年4月11日 16時6分

海原やすよ㊧とともこ

“女芸人マニア”として知られているお笑いコンビ「馬鹿よ貴方は」の新道竜巳が、これから“馬鹿売れ”しそうな女芸人を紹介するこの連載。今回は特別編としてすでに売れまくっている大ベテランで、「お笑いをやるために生まれてきた」とも言うべき“日本一の女性漫才師”を紹介する――。

【プロフィル】
コンビ名‥海原やすよともこ
結成‥1992年2月
師匠‥中田ボタン
所属‥吉本興業
妹‥海原やすよ(立ち位置左)
生年月日‥1975年10月14日
姉‥海原ともこ(立ち位置右)
生年月日‥1971年12月27日

師匠に弟子入りして芸人生活をスタートさせました。結成の1992年をデビューとすると、同期は92年に卒業した大阪NSC10期生でメッセンジャーさん、桂三度さんら。中川家さんと仲が良いので11期と同期と思われがちですが、正確にはやすよともこさんの方が1年先輩になるようです。

とにかく血筋が「お笑いをやるために生まれてきた」と言っても過言ではありません。67年の第2回上方漫才大賞を受賞した「海原お浜小浜」の小浜さんが祖母、漫才コンビ「海原かけるめぐる」のかけるさんが父、マジシャンのワンダーのり子さんが母です。なお父の相方だった海原めぐるさんは、現在の池乃めだかさんです。

とにかく漫才が面白い! ネタの作り方は独特で、たった2枚の台本で10分の漫才をするそうです。漫才で2枚の台本を一言一句きっちりやると、大体4分ぐらいになるのが一般的です。それを10分やるのは、漫才の半分以上はアドリブで、その場の雰囲気などでセリフ量が増えているということです。

台本自体も独特で、しっかりとセリフを書き込んでいるわけではなくセリフのきっかけが書いてあるだけ。アドリブを入れやすいような台本にしているのかもしれません。セリフが決まっている漫才ではないので、見ている側はその場で普段通りにしゃべっているようにしか見えません。

普段はほとんどの活動を関西でやっておられますが、関東の女性漫才師もネタを見ると、やすよともこさんをリスペクトしているコンビがとても多いと感じます。若手にとってはそれほど憧れの漫才師なのです。

ともこさんは昨年、M―1グランプリ決勝の審査員を務めました。ただお笑いファンの間では、だいぶ前から「審査員に海原やすよともこは入らないのか?」とずっと話題になり続けていました。

昨年のM―1のオープニングで審査員を紹介される時も、司会の今田耕司さんが「ずっとオファーは行ってたと思うのですけど…」と話す場面があり、やはり以前から審査員を待望されていたことがうかがえました。

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