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ユーロ圏製造業PMI、1月改定値は54.8に低下 力強い水準は維持

ロイター / 2021年2月1日 19時5分

[ロンドン 1日 ロイター] - IHSマークイットが発表した1月のユーロ圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は54.8と、新たなロックダウン(都市封鎖)措置を受けて前月の55.2から低下したものの、依然として力強い水準を維持した。

速報値は54.7だった。PMIは50を上回れば景況拡大を、下回れば悪化を示す。

IHSマークイットのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「ユーロ圏製造業の生産は2021年のスタートも引き続き堅調なペースで拡大した。ただ、新たなロックダウン措置や供給不足が域内生産業者にとってさらなる困難となる中、伸びは回復局面が始まって以来最も低い水準まで低迷した」と述べた。

3日に発表される予定の総合PMIに反映される生産指数は56.3から54.6に低下。ただ、依然として50を大きく上回っている。

一方、ロックダウン措置を受けて納期を示すサブ指数は34.4から31.6に低下。工場が必要な原材料の入手に苦慮していることを示唆している。

ウィリアムソン氏は「供給不足は一方で価格決定力をサプライヤーの手にもたらしており、原材料価格を急速に押し上げている。出荷コストの上昇も負担増につながっている」と語った。

投入コストの上昇にもかかわらず、各工場の価格引き上げ幅は12月よりも縮小した。

ただ、新型コロナワクチンへの期待から、1年後に対する楽観度合いを測る指数は3年ぶりの高水準まで上昇した。

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