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午後3時のドルは151円前半で小動き、根強い介入警戒感

ロイター / 2024年4月1日 15時40分

 4月1日 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤と変わらずの151円前半で取引されている。写真は1ドル紙幣で、2021年11月撮影(2024年 ロイター/Murad Sezer)

Shinji Kitamura

[東京 1日 ロイター] -   午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤と変わらずの151円前半で取引されている。前週末から多くの国がイースターなどで休場となる中、ドル/円の値動きは限られた。しかし、円が歴史的な安値圏にある状況は変わらず、市場では円買い介入への警戒感を強める参加者が多いという。

週明けのドルは151円前半から半ばの上下20銭程度でもみ合う展開が続いた。朝方発表の3月日銀短観は大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス11と、事前予想を小幅に上回ったが、「製造業・非製造業ともに業況(企業収益)が堅調に推移している点を改めて確認する結果」(バークレイズ)として、円相場への影響は限られた。

介入への警戒感も上値を抑制した。鈴木俊一財務相はこの日の参院決算委員会で、円安について「投機的な動きもみられると認識している。ファンダメンタルズに沿っていない部分もあるのではないか」などと述べ、一段の円安進行をけん制した。

今週は米国で、雇用統計など市場関係者が強い関心を寄せる重量級の指標発表が相次ぐ。市場では「前週末のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言も、早期の利下げ期待を後退させる内容だった。経済指標が強含みとなって利下げ期待がさらに後ずれすれば、円は売り圧力が強まる」(大手銀関係者)との声も聞かれた。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 151.37/151.40 1.0785/1.0786 163.27/163.28

午前9時現在 151.40/151.43 1.0792/1.0793 163.41/163.42

NY午後5時 151.35/151.40 1.0791/1.0794 163.31/163.35

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