1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

カナダ企業の業況見通し2年ぶりに改善、6月利下げ観測やや後退

ロイター / 2024年4月2日 7時56分

 カナダ銀行(中央銀行)が4月1日発表した第1・四半期の「ビジネス・アウトルック・サーベイ」によると、企業の業況見通しが約2年ぶりに改善した。2010年6月、オタワで撮影(2024年 ロイター/Chris Wattie)

Promit Mukherjee David Ljunggren

[オタワ 1日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)が1日発表した第1・四半期の「ビジネス・アウトルック・サーベイ」によると、企業の業況見通しが約2年ぶりに改善した。全ての地域、業種、企業規模において改善が見られた。

向こう1年で景気後退を予想する企業の数が減ったほか、売上高は今後増加が見込まれている。来年にかけて需要は低調にとどまると想定されたものの、「楽観ムードが戻ってきたことを示す幾つかの兆しがある」という。

一方で物価上昇率が今後2年で3%を超えるとみている企業の数は過去4四半期で初めて減少した。

この結果を受け、短期金融市場が予想する中銀が6月に利下げする確率は約55%から51%前後に小幅低下。また7月に25ベーシスポイント(bp)利下げされる確率も100%ではなくなった。

金融政策の動向に敏感な2年国債利回りは9.4bp上昇して4.281%となった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください