エネルギーと重工業企業幹部、温暖化を協議 ＣＯＰ２８控え

　１０月１日、第２８回国連気候変動枠組条約締約国会議（ＣＯＰ２８）が来月開かれるアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）で、エネルギー分野と重工業分野の幹部が温暖化対策を協議した。写真はアラブ首長国連邦の首都アブダビで撮影（２０２３年　ロイター／Amr Alfiky）

Yousef Saba　Maha El Dahan

[アブダビ １日 ロイター] - 第２８回国連気候変動枠組条約締約国会議（ＣＯＰ２８）が来月開かれるアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）で１日、エネルギー分野と重工業分野の幹部が温暖化対策を協議した。

ＣＯＰ２８は１１月３０日から１２月１２日にドバイで開催される。

同会議のトップを務めるアドナン・アミン氏は、温暖化対策においてエネルギーの需要サイドと供給サイド双方が集まるという前例のない取り組みだと強調した。

供給サイドとなる石油・ガス業界と需要サイドのアルミや鉄鋼、セメント業界などから５０社以上が参加。米国のケリー大統領特使（気候変動問題担当）も出席した。

ＣＯＰ２８は声明で、水素の商業化や炭素回収技術の拡大、メタン除去、再生可能エネルギー導入拡大などの課題に取り組んだと説明した。