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原油先物、米雇用統計控え反落 週間では上昇へ

ロイター / 2021年9月3日 12時24分

 原油先物は3日のアジア市場で下落している。オーバーナイトではドル安や原油在庫の予想以上の減少で堅調となっていた。週間ベースでは小幅高となる見通し。米テキサス州で2019年11月撮影(2021年 ロイター/Angus Mordant)

[メルボルン 3日 ロイター] - 原油先物は3日のアジア市場で下落している。オーバーナイトではドル安や原油在庫の予想以上の減少で堅調となっていた。週間ベースでは小幅高となる見通し。

3日発表の8月米雇用統計を前にポジション調整の動きがあるとの指摘も出ている。

0200GMT(日本時間午前11時)時点で米WTI先物は0.24ドル(0.3%)安の1バレル=69.75ドル。ブレント先物は0.13ドル(0.2%)安の1バレル=72.90ドル。

両先物は2日、約2%上昇した。週間上昇率はWTIが約1.5%、ブレント先物が約0.3%になる見通し。

今週の原油相場は、ドル安と米ハリケーン「アイダ」による原油供給への影響が主に支援材料となった。関係筋によると、アイダによるメキシコ湾岸の製油所稼働停止で依然日量約170万バレルの生産に影響が出ている。

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