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米国株式市場=上昇、FOMC控え地合い不安定

ロイター / 2022年5月4日 6時9分

5月3日、米国株式市場は上昇して取引を終えた。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される中、地合いは不安定で、日中は主要株価指数が前日終値を挟んで一進一退となった。写真は2021年4月、ニューヨーク証券取引所前で(2022年 ロイター/Carlo Allegri)

[3日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して取引を終えた。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される中、地合いは不安定で、日中は主要株価指数が前日終値を挟んで一進一退となった。

FOMCの結果を4日に控え、金融株やハイテク株が買われた。

S&P主要11セクターのうち9業種が上昇。エネルギーと金融がそれぞれ2.9%、1.3%上昇した。銀行指数は2%高。シティが2.9%上昇した。

FOMCは3日から2日間の日程で始まった。CMEグループのフェドウオッチによると、米連邦準備理事会が4日に50ベーシスポイントの利上げを決定する確率は99.9%。

パウエルFRB議長の記者会見では、政策金利の今後の道筋やバランスシートの縮小に関する発言が注目される。

ベアードの投資ストラテジスト、ロス・メイフィールド氏は「ここ数カ月の一番の市場変動要因はFRBメンバーのタカ派的な発言であり、(4日の)パウエル議長の会見で得られる最新情報は大きなカタリストになる。市場は今、待機モードだ」と述べた。

アップル、テスラ、エクソンモービルが0.7─2.1%上昇し、指数を押し上げた。

化粧品大手エスティローダーは5.8%安。中国での新たな新型コロナウイルス対策やロシアとウクライナの戦争を理由に通期利益見通しを引き下げた。

ホテルチェーン大手のヒルトン・ワールドワイド・ホールディングスも4.2%安。さえない通期利益見通しの発表が重しとなった。

一方、半導体大手のウエスタンデジタルは14.5%高。アクティビスト(物言う投資家)として知られる米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントが3日、フラッシュメモリ事業の分割を求めた。

米取引所の合算出来高は113億5000万株。直近20営業日の平均は118億8000万株。

ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.92対1の比率で上回った。ナスダックでも1.26対1で値上がり銘柄数が多かった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 33128.79 +67.29 +0.20 33086.0 33341. 32914.

9 58 75

前営業日終値 33061.50

ナスダック総合 12563.76 +27.74 +0.22 12511.4 12645. 12460.

6 83 99

前営業日終値 12536.02

S&P総合500種 4175.48 +20.10 +0.48 4159.78 4200.1 4147.0

0 8

前営業日終値 4155.38

ダウ輸送株20種 15068.62 +157.91 +1.06

ダウ公共株15種 990.31 +3.14 +0.32

フィラデルフィア半導体 3044.89 +22.65 +0.75

VIX指数 29.25 -3.09 -9.55

S&P一般消費財 1285.71 -3.75 -0.29

S&P素材 538.18 +5.97 +1.12

S&P工業 811.56 +5.64 +0.70

S&P主要消費財 798.13 -1.91 -0.24

S&P金融 581.06 +7.24 +1.26

S&P不動産 287.50 +3.54 +1.25

S&Pエネルギー 596.87 +16.63 +2.87

S&Pヘルスケア 1513.20 +5.08 +0.34

S&P通信サービス 203.92 +1.09 +0.54

S&P情報技術 2521.23 +4.54 +0.18

S&P公益事業 359.43 +1.33 +0.37

NYSE出来高 10.34億株

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 27095 + 285 大阪比

シカゴ日経先物6月限 円建て 27065 + 255 大阪比

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