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タイ最大野党の解党求める訴え、憲法裁が受理

ロイター / 2024年4月3日 17時20分

4月3日、タイ憲法裁判所は、最大野党「前進党」の解党を求める選挙管理委員会の訴えを受理した。写真は2023年7月、バンコク抗議活動を行う同党支持者ら(2024年 ロイター/Athit Perawongmetha)

Chayut Setboonsarng Panarat Thepgumpanat

[バンコク 3日 ロイター] - タイ憲法裁判所は3日、最大野党「前進党」の解党を求める選挙管理委員会の訴えを受理した。制度改革を推進し高い人気を得ている同党に新たな打撃となる。

憲法裁は1月、王室への侮辱を罰する不敬罪の改正を前進党が選挙公約に掲げたのは違憲であり、国王を元首とする政治体制を転覆させようとする試みに等しいとの判断を下した。これを受けて選管が同党の解党を求めた。

前進党の報道官は党として対策を準備し、あらゆるシナリオに備えていると述べた。

憲法裁が選管の訴えを支持する判断を下した場合、前進党は解党を迫られ、党幹部は長期にわたって政治活動を禁止される可能性がある。

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