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欧州労働市場、冷え込みの兆候 成長低下も=ポルトガル中銀総裁

ロイター / 2024年10月4日 19時22分

 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのセンテノ・ポルトガル中銀総裁は4日、欧州の労働市場は冷え込み始めており、投資や成長の水準低下につながる恐れがあるとの見方を示した。リスボンで2021年3月撮影(2024年 ロイター/Pedro Nunes)

[リスボン 4日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのセンテノ・ポルトガル中銀総裁は4日、欧州の労働市場は冷え込み始めており、投資や成長の水準低下につながる恐れがあるとの見方を示した。ユーロ圏のインフレは抑制されているとも述べた。

スペインのラトハで開かれた会議で、「欧州の成長問題は中心的課題だ。現在、労働市場に最初の疑念が生じ始めている」と述べた。

欧州企業の求人数は2年前より20%少なく、新規雇用者数は2022年第2・四半期のピークより10%少ないと指摘。「偶然にもこれはECBが利上げを開始した時期と重なる」と語った。

「労働市場の動向はやや冷え込んでおり、これはわれわれが懸念すべき最初の数字だ」と述べた。

「経済サイクルの現段階では、ユーロ圏のような規模の経済が投資なしにその(成長の)将来を考えることは不可能だ」との認識を示した。

「インフレは制御されている」とし、ECBの決定が中期的に2%のインフレ率を達成するためのものであり、金利の決定は予測可能であるべきということを「非常にうまく伝える必要がある」と述べた。

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