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独サービスPMI、3月改定50.1 半年ぶりに50上回る

ロイター / 2024年4月4日 17時54分

4月4日、 4日発表された3月のドイツのHCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.1と、前月の48.3から上昇し、好不況の分かれ目となる50を6カ月ぶりに上回った。フランクフルトで2018年9月撮影(2024年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ベルリン 4日 ロイター] - 4日発表された3月のドイツのHCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.1と、前月の48.3から上昇し、好不況の分かれ目となる50を6カ月ぶりに上回った。

ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「全体としては、サービス部門は経済全体の安定を支えている」とした上で「ただ、今年第1・四半期の国内総生産(GDP)が再びマイナス成長になることは避けられそうにない」と述べた。

サービス部門では先行きに楽観的な見方が増えており、事業への期待度は2022年2月以降で最高となった。雇用の創出も続いた。

同氏は「将来の仕事量を踏まえると、今の増員は正当化できるという想定の下で企業が経営されていることは明らかだ」と述べた。

賃金圧力が引き続き事業コストの押し上げ要因となったが、投入価格と産出価格の上昇率は前月から大幅に鈍化した。

サービス業と製造業を合わせた総合PMIは46.3から47.7に上昇し、4カ月ぶりの高水準となった。

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