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再送-NATOの支援基金案、拠出義務なければ機能せずとウクライナ

ロイター / 2024年4月5日 7時36分

 ウクライナ政府は4月4日、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長(写真中央)が示した長期支援案を支持する一方、加盟国に拠出義務がなければ機能しないとの見解を示した。左はウクライナのクレバ外相。同日、ブリュッセルで代表撮影(2024年 ロイター)

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[4日 ロイター] - ウクライナ政府は4日、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長が示した長期支援案を支持する一方、加盟国に拠出義務がなければ機能しないとの見解を示した。ニュースサイトのヨーロピアン・プラウダが報じた。

NATOは3日、ブリュッセルの本部で開いた外相会合で、ウクライナに対する長期軍事支援計画を開始することで合意した。ただ、ストルテンベルグ氏が提案したウクライナ軍事支援のために5年間で1000億ユーロ(1070億ドル)規模の基金を設置する案については見解が割れた。

ウクライナのクレバ外相は、NATOがこれよりもかなり小規模な軍事支援の提供で苦戦してきたとし「現在の資金調達モデルでは、この構想の可能性はゼロだ。5億を集められないのに現在のモデルでは200億を集めなければならない」と指摘。

しかし、全ての加盟国に拠出義務があれば、この構想は実現する可能性があると述べた。

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