ハマス、新たなガザ停戦案不要と主張 イスラエルへの圧力訴え

　９月５日、イスラム組織ハマスは、パレスチナ自治区ガザの新たな停戦案は不要で、ハマスが受け入れ済みの米国の提案に同意するようイスラエル側に圧力をかけるべきだと述べた。写真は４日、ガザ南部ハンユニスで撮影（２０２４年　ロイター/Hatem Khaled）

[カイロ ５日 ロイター] - イスラム組織ハマスは５日、パレスチナ自治区ガザの新たな停戦案は不要で、ハマスが受け入れ済みの米国の提案に同意するようイスラエル側に圧力をかけるべきだと述べた。

ハマスは声明で、イスラエルのネタニヤフ首相がガザ南部のフィラデルフィ回廊から軍を撤退させないと主張することで、合意を阻止しようとしていると主張。

「ネタニヤフのわなや策略にはまらないよう警告する。われわれの同胞に対する侵略を長引かせるために交渉を利用している」と非難した。

ハマス側は米国が７月２日に提示した提案を受け入れたとしている。