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独輸出、11月は前月比+1.7% 鉱工業生産は0.2%低下

ロイター / 2022年1月7日 17時48分

ドイツ連邦統計庁が7日発表した11月の貿易統計は、製造業で供給制約が続いたにもかかわらず、輸出が季節調整済みで前月比1.7%増と、2カ月連続の増加となった。写真はハンブルク港、2008年1月撮影(2022年 ロイター/Christian Charisius)

[ベルリン 7日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が7日発表した11月の貿易統計は、製造業で供給制約が続いたにもかかわらず、輸出が季節調整済みで前月比1.7%増と、2カ月連続の増加となった。

同時に発表となった11月の鉱工業生産指数は前月比0.2%低下。前月は2.4%上昇だった。

輸入は3.3%増。前月は5.2%増に修正された。

ロイターがまとめた市場予想は、輸出が0.2%減、輸入が1.7%減だった。

貿易収支は109億ユーロ(123億2000万ドル)の黒字。黒字幅は前月の124億ユーロから縮小した。

INGのカーステン・ブゼルスキー氏はリポートで「新型コロナウイルスの感染第3波と第4波の間隙を突いて、ドイツの輸出業者が遅れを取り戻したことが示された。アジアでの製造業の力強い成長が追い風となった」と記した。

「しかし鉱工業生産は追いつくのに苦戦している。独工業部門の回復は当分ここで止まりそうだ。感染第4波により産業活動は冬眠状態に戻るだろう」と予想した。

統計庁によると、中間財と投資財の生産がわずかに減少した。落ち込みが最も大きかったのはエネルギー部門の4.4%で、建設業も0.8%のマイナスだった。製造業は0.2%の伸びとなった。

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